秋田の女性のWork&Life a.woman

2FEBRUARY
2019

仕事

思わぬ形で転職を決意!車のある暮らしを生涯サポートするカーライフアドバイザー

秋田で暮らすのになくてはならない大きな買い物の一つ、それが「車」です。秋田日産自動車株式会社臨海店にお勤めの佐藤唯さんは、そんな車のある暮らしをサポートする「カーライフアドバイザー」として働き始めて4年目。今のお仕事に就いたきっかけや、仕事と育児の両立などについてお話を伺いました。

転職のきっかけはスカウト

佐藤さんが初めて就職した仕事は、県外のジュエリーショップでの接客業。本人いわく「知らない場所にポンと行っても苦じゃない性格」ということもあり、「人と関わる仕事がしたい」という理由からこの職業を選びました。

やがて同級生と結婚し、秋田へAターンしたのち出産。前職のヤクルトレディとして現在の職場に出入りしているうちに人柄を買われ、スカウトされたといいます。

「はじめは冗談だと思ったんです(笑)。資格も車に関する知識も何もない私にできる仕事とは思えませんでした」。

それでもスカウトされ始めてから1年後、息子さんの小学校入学を機に、ご主人の後押しもあって転職を決意。それまでは午前のみの勤務体系で働いていましたが、「外でどんどん働きたい」というご自身の意欲もあり、秋田日産株式会社に正社員として採用されることに。

カーライフアドバイザーという仕事とは

カーライフアドバイザー(以下CA)という職種は、車を販売するだけでなく、納車に向けての各種手続きや納車後の点検・車検など、車を購入したお客様と長きに渡ってお付き合いしていく仕事です。そのために必要なのが、さまざまな資格を取得すること。

「弊社のCAが入社後まずはじめに取るのが、自動車保険や火災保険の販売に必要な『損害保険募集人資格』、そして入社1年未満には『中古自動車査定士』の資格取得が義務付けられています。さらに入社5年目以降に取得可能な『日産販売士2級』など、その都度必要な資格がありますので、日々勉強は欠かせません」。

入社した年には、日産各社のCAの販売台数を競う「東北拡販コンテスト」で、入社1年未満の上位5名が選ばれる「女性CA賞」を受賞。その後の活躍が認められ、2018年4月には臨海店のCA9人をまとめる主任に抜擢されました。

「お客様の考えや言いたいことを汲み取って、さまざまなご提案をするのがCAの役割なので、その部分は常に丁寧にと心がけています。事故対応時などにお客様から直接『ありがとう』と言っていただけると、やっててよかったなと思いますね」。

産後の職場復帰と子育てのバランス

実は佐藤さん、2018年5月から産休を取り、6月に2人目のお子さんとなる長女を出産。お盆明けには現場復帰し、現在は仕事帰りに保育園にお迎えに行く毎日を送っています。

「“産休を1年取ると社会復帰できないのでは”という思いがありましたし、“出産したからできなくなった”ということを増やしたくありませんでした。会社からの配慮で帰宅時間は以前より早くなりましたが、夕方にお客様がいらっしゃることも多いので、接客時間が減ってしまうのが難しいところです。でも、店長をはじめ周りの社員の皆さんが協力的なので、とても助かっていますね」。

入社当初はやんちゃで手がかかっていたという息子さんも小学4年生となり、スポ少とクラブチームを掛け持ちするサッカーで、チームプレーの素晴らしさを学んでいる最中だとか。土日が試合の時は、お客様を最優先にしながらも、時間が合えば試合を観に行くようにしているそうです。

「サッカーのことはよく話すので、その日にあったことを聞くようにして、寝るまでの数時間はなるべく好きなことをさせるようにしています。妹のお世話など自然と手伝ってくれることも増えましたし、私がガミガミ怒ることも減りました。スポ少の送迎についても、周りのお母さん達に助けてもらっているので本当に恵まれています」。

家族を上手に巻き込んで毎日をこなす

サッカーの送迎はご主人も協力してくれるそうですが、なんとご主人、娘さんが生まれてからは人が変わったように、自ら家事を手伝ってくれるようになったんだとか。仕事と育児の両立について工夫していることを聞いてみると、

「家事や育児を全部100%やろうとしないことですね。手を抜くところは抜いて、家族を巻き込んで、自分でできることはやってもらう。子育てをしながら資格を取るのは大変でしたが、過ぎたことは忘れる性格なので(笑)」。

最後に、仕事とプライベートの目標を伺いました。

「仕事の面では、この臨海店にお越しになったお客様にとって、もっと居心地のいい空間を作っていきたいです。プライベートでは旅行が好きなので、娘がもう少し大きくなって、息子が一緒に行ってくれるうちに、家族4人で旅行に行きたいですね!」

とっても柔らかい物腰と穏やかな口調が印象的だった佐藤さん。言葉の端々に強い責任感も感じられ、「この人にお願いしたい!」と思わせる安心感がありました。まだまだ女性が少ない職種とのことですが、これからも佐藤さんならではの視点で盛り上げて欲しいですね!

【佐藤唯さんプロフィール】
秋田市出身。31歳。結婚を機にAターンし、ヤクルトレディとして勤務中に前社長からスカウト。秋田日産自動車株式会社臨海店に入社し、4年目で主任となる。一男一女の母。

この記事を書いたライターこの記事を書いたライター

熊谷 清香

地元タウン誌や広告代理店勤務を経て、KITA DESIGNで企画・ライティングをしています。小中学生の母。秋田市出身。

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