今、あなたはやりたいことができてますか?好きなことはありますか?目の前に山積している仕事や家事、家族のことを優先し続けて、自分のやりたいこと、好きなことが分からなくなっている方は多いのではないでしょうか。見失っていた自分に向き合うことができるカラーセラピーについて、秋田市を拠点に活動するカラーセラピストのJUNさんにお話を聞いてきました。
自分と向き合う時間の大切さ
カラーセラピーとは、色が2層になった80本のボトルの中から、目に付くもの、気になるものを4本選ぶことで、自分でも気づいていなかった内面を知り、心を癒す心理療法です。選んだボトルの1本目には基本的な性格、2本目は過去、3本目は現在、そして4本目は未来が表れます。無意識に選んだ色の持つ意味と自分を重ね、JUNさんと対話をするうちに、無意識に頑張り過ぎていたり、やりたいことを後回しにしている自分に気付きます。JUNさん自身も、カラーセラピーに出会うまではそうだったと言います。
JUNさんがカラーセラピーに出会ったのは、3人目のお子さんが生まれたばかりの頃。初めて受けたセラピーで、紫の入ったボトルばかりを選んだJUNさん。紫にはポジティブな意味もありますが、紫を過剰に選んだその時の心理は、例えるなら洞窟の中にいるような状態だったそう。母としての自信が持てず、悩んでいる自分に気づいたことで、ここから抜け出さなければと思ったそうです。
色の力を借りて、歩みたい道へ
それからJUNさんは、手帳の色を「見通しを良くする」という意味のある黄色に変え、そこにやりたいことを書き始めます。さらに、カラーセラピストの資格取得後も、「いつか、子どもが大きくなったら…」と思っていた占いの勉強を続けました。現在はカラーセラピーとタロットを使って、相談者が自分と向き合い、本来歩みたいと思っていた人生を歩めるサポートをしています。
現在、JUNさんが使っている手帳は萌黄色だそう。グリーンが意味するように、自然体で、頑張りすぎず、バランスの良い暮らしをしています。
カラーセラピー体験
私も実際に体験させてもらいました。まずボトルを4本選び、その意味を解説してもらいます。ボトルの意味を踏まえてJUNさんと対話する中で、自分の気持ちを紐解き、言語化することができました。自分では大雑把な性格と思っていましたが、繊細という意味のある色を選んでいたり、自分を良く見せたいという意味の色から「自然体でいよう」と思えたり。思った以上に解放感があり、取材を忘れてつい悩みを話しすぎてしまいました。自分でも気づかなかった本音や、モヤモヤしていた原因が分かって、自分を労り、前に進もうという気持ちになれました。また、JUNさんは占星術にも通じているので、私の運勢も見ながら「今が踏ん張り時です」と励ましてくれました。
どのように自分が変化しているのかを知ったり、行きたい方向に進めているか確認するため、定期的にセラピーを受ける方も多いそうです。リピーターの女性が、夫婦でセラピーを受けた時は、旦那様は自分のやりたいことに気付き、奥様は客観的に旦那様のことを見ることができ、お互いを理解しあった上で進みたい道を選ぶことができたそう。
タロットで、なりたい自分へ
カラーセラピーで自分の進みたい方向が分かったら、気になるのがその進み方。そこで登場するのが、タロット占いです。自分を知るためのカラーセラピーと合わせて占ってもらうことで、やりたいことに向かうに当たり、どのように自分の力を使ったら良いのか、具体的に今自分が何をすべきかがわかります。
カラーセラピーや占いを受けたい方は
秋田市のirutocoさんやコティヘアーさんなどで月に数回イベント出店しています。カラーセラピーは50分3,000円、カラーセラピー+タロットは80分4,000円で受けることができます。また、五城目朝市でのカードセラピーは10分500円です。イベントに行けない方は、50分3,000円でオンラインでも受けることもできます。イベントスケジュールやセラピーのご予約は、インスタグラムからどうぞ。
直近での出店予定は7月10日の五城目朝市です。興味のある方は、ぜひ足を運んでみてください!
同じボトルでも、その人の置かれた状況や、何本目に選ぶかによっても意味が変わってくるそう。つまり、どの色が良くて、どの色が悪いということはないということ。今「うまくいかないな」と思っていても、我慢していたりごまかしていた自分に気づく事で、状況を変えていく事ができるかもしれません。JUNさんのカラーセラピー、ぜひ体験してみてください!