淡色の小花柄、繊細なレース、甘いフリル。ナチュラルな可愛さが人気のchiyo*tama(チヨタマ)のハンドメイド小物。今回は、定番人気のバッグ、こだわりの詰まった学校用品、親子でお揃いも可愛いカチューシャなど、たっぷりご紹介します。
きっかけは子どもの幼稚園入園
YUKAさんがハンドメイド制作を始めたのは、埼玉に住んでいた10年前。娘の入園グッズを手作りしたことがきっかけでした。以来、趣味として作品を作り続けてきたYUKAさんですが、旦那さんの転勤で秋田に移住してきてから転機がありました。それは、娘に作った移動ポケットが、幼稚園でお母さん達の評判になったこと。依頼されて作った作品を喜んでもらい、「もっと作りたい!」という気持ちが高まって、2017年からchiyo*tamaとして作品販売を始めました。
現在は秋田市の雑貨店「handmade shop Sunny 」、秋田市の洋菓子店「お菓子なcoto」での委託販売と、イベントでの直接販売をしています。大人かわいいデザインが幅広い世代の女性に人気で、中には親子で愛用しているファンもいるそうです。
評判になった移動ポケット
移動ポケットとは、洋服にクリップで取り付けるポーチのことで、ハンカチやティッシュを入れてポケット代わりに使えます。chiyo*tamaの移動ポケットは少し大きめで、厚手のタオルハンカチも出し入れしやすいのが特徴です。内側にはファスナーポケットも付いているのですが、これが便利!娘は絆創膏やマスクを入れて使っています。薄手のナイロンタフタ生地は濡れても乾きやすく、洗濯もできます。
持ってるだけでココロ浮き立つ♡バッグたち
この冬イチオシのデザインは、レースやビーズ、ファーなどの素材を組み合わせたコラージュ。白鳥のトートバッグはほっこりしたヌビ素材と、ポケットに同系色のコラージュのコントラストが素敵です。
すべすべナイロンのキルティング生地を使ったボストンbagは、ふわふわニットとも相性◎。底板が入っているので型崩れしにくく、かっちりした形なのにとっても軽いんです。くしゅくしゅの持ち手も可愛い!
荷物の多いお母さん世代におすすめしたいのは、ウエストポーチ。リュックと併用して、スマホや鍵などのサッと取り出したいものはこのポーチへ。両手も空いて動きやすいし、おなか周りをカバーできると安心感があるのは私だけでしょうか…?
学年が上がっても使い続けられる学用品
小学校中学年頃になると、少し大人っぽいデザインのものを使いたい子が増えてきます。そんな時におすすめしたいのがchiyo*tamaの学用品です。YUKAさんは中学生と小学生姉妹のお母さん。子育て経験を活かして、デザインも使い勝手も両方考えられています。
私も娘が小3になったタイミングで、運動着袋とズック袋がサイズアウトしてしまい、買い替えることになりました。「可愛すぎるデザインは苦手」という娘も声を上げて喜んだ作品がこちら。
ズック袋はスニーカータイプも入るサイズ。体操着袋は、半袖と長袖の体育着を両方ゆったり入れられて、ナップザックになっているのでランドセルの上から背負えます。このデザインなら、中学生になっても使えそうです!
学用品は予約販売で、年末から年明け頃にInstagramでご案内予定です。
モチベーションの源はイベント
「作品を身に着けてイベントに来てくださったり、『こんなの欲しかった』と声をかけて頂けることが励みになっています」と笑顔で話すYUKAさん。作品は、生地からインスピレーションを受けて作ることもあれば、YUKAさんご自身が欲しいアイテムを形にすることもあるそうです。「これからも使ってくださる方の声を聞きながら、思いに寄り添う作品作りをしていきたいです」。
イベントでダントツ人気はカチューシャ。カジュアルなお洋服でもカチューシャひとつで一気にキュートに♡落ち着いたカラーなので、親子お揃いで着ける方も多いそうです。
直近で出店予定のイベントはよりみちマルシェです。秋田拠点センターアルヴェ1階きらめき広場で、12月17日(日)11時〜15時に開催されます。
シンプルな中にひと匙の甘さが加えられたデザインが特徴のchiyo*tama作品。使っていると、ひとつひとつ丁寧に愛情込めて作られていることが分かります。ぜひ実際にお手に取って、ときめきを感じてほしいです!