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【まだむユキコの瀬戸際コラム】vol.17 同窓会に行きたくない5つの理由

こんにちは、まだむユキコです!
今年も早いものでもう11月。この間まで暑い暑いと言っていたような気がしますが、すでに師走の気配が漂ってきてますよ…。
そんなわけで、今回のテーマは年末年始の帰省の時期に多い「同窓会」の話題です。

同窓会っていいものですよね。
恩師を囲んで和やかな時間を過ごし、気心の知れた旧友と久々に会ってお酒を傾けながら、懐かしい思い出話に花を咲かせる。お互いの近況を伝え日々の苦労をねぎらい合い、それぞれの日常に戻っていく…。

表面的にはね!

表面的にはそれはそれは穏やかで楽しいひと時なのかもしれませんが、どうしても素直に楽しめない!どうしても同窓会に行きたくない!!
そんな私の同窓会に行きたくない5つの理由をお話します!
(※あくまでも個人的な見解です)

1.若さで張り合う

会場に着いた瞬間から激しい「若さチェック」が始まります。女子の目には、相手の体型、服装、メイク、肌質、髪質などから、瞬時に「見た目年齢」と「戦闘能力」を測定するスカウター機能が備わっています。チラッと見ただけで判断を下し、参加者のランキングと自分の位置をはじき出してしまいます。

そもそも同窓会に来るのは自分の容姿や若さに自信がある人だし、中には「この日ばかりは」と気合いを入れてドーピングしている人がいるので、ランキング争いは熾烈なものに。上位に食い込める見込みがない時点で、同窓会に行く気が8割くらいそがれてしまいますね。

一生懸命努力して戦闘能力を上げて挑んだとしても、「整形?」「ライザップ?」などという言葉の手りゅう弾を投げつけてくる輩がいるので、無傷で帰るのは難しいところです。

2.近況報告で自慢しあう

会が始まると、お互いの近況報告が始まります。既婚か未婚か。子どもはいるか。どんな仕事をしているのか(どのくらい稼いでいるか)。近況報告という名の自慢のしあいが始まります。

見た目勝負で泥水を飲まされた男子が、「医者、新築の家を購入したばかり、美人の奥さんと子どもの写メ」などの切り札をここぞとばかりに切って、勝ち星を稼ぎます。
「既婚、専業主婦のお弁当ブログ」VS「未婚、高収入OLの海外旅行インスタ」の戦いなどは決着が見えませんね。どっちも傷だらけになって、たぶん家に帰ってから泣くんでしょう。

3.情報を探り合う

参加者同士の近況報告が大体終わると、参加してない人のうわさ話が始まります。「情報収集」目的で同窓会に来ている人たちが俄然イキイキと動き出します。この人たちの好物は「人の不幸」なので、「離婚した」「破産した」「お縄になった」などの話に何より食いつきます。

そしてこういう人ほど自分の情報はひた隠しに隠したがるもので、医者の同級生に自分がこの前いぼ痔で入院したことを、念には念を入れて口止めしたりしているものです(そしてバラされたりしています)。

4.出会い目的の人がいる

噂でしか聞いたことがないけど、世間では同窓会をきっかけに不倫が始まるということがよくあるそうです。

そんな面倒くさいこと絶対にごめんこうむりたい!

とはいえ、周りでそんなことが繰り広げられている中で、何のお声もかからないというのも、ムダな黒星を付けられた気分っていうか…。不倫とまではいかなくとも、「ずっと好きだったんだぜ」か「相変わらずきれいだな」のひとつやふたつ手土産に持ち帰りたい…。

しかし、そもそも「きれい」だった実績のないモノにとって、言われる可能性があることといえばせいぜい「相変わらず声デカいね」か「相変わらず食うねー!」くらい。ほかの女を持ち上げるための踏み石にされるのが関の山。

はー、行く気が失せる。

5.セールス・勧誘目的の輩がいる

もう十分なくらい同窓会に行く気が失せてますが、さらに行く気を失せさせる輩が…。無職に持ち掛けられるうまい儲け話、いぼ痔に勧められる健康にいい水…。
気をつけろー!!
失うのは、ちっぽけなプライドと安くない会費だけで十分!

いやー、今回はまたいつにもまして毒々しい内容となってしまいました。たかが同窓会に行きたくないだけの話だったのに、己の鬱屈とした内面を垣間見てしまったようです。

きっと世の中には、素直に同窓会を楽しみにしていて、無邪気に楽しめる人もいるのでしょう!もしくは、同窓会という戦場に喜んで参戦していく根っからの戦闘民族が…。

そんな人たちには一切共感してもらえない内容となってしまいましたが、きっと私のほかにも同窓会という戦場を恐れ、年末年始は家の中でおびえて過ごしている人がいると信じて…。

 

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秋田県内エリア

Writer

まだむ ユキコ

まだむ ユキコ

秋田市出身、秋田市在住。2003年~2010年、Sodatsu.com、ママニティにて育児日記を連載。2010年クルール秋田版創刊、2013年まで編集長をつとめる。現在はフリーライターとして活動中。

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