ラベンダーで知られる「ハーブワールドAKITA」(由利本荘市)に、ファンが待ち望む秋のお楽しみがあるのを知っていますか? ハーブワールドの9月は、ブドウのシーズン真っ盛り。園内の各所に、さまざまな種類のブドウがたわわに実っています。摘み取りなどができる「ぶどうフェア2020」(9月22日まで)が行われており、9月19〜22日の4連休には恒例の「収穫祭」が同時開催されます。ブドウの摘み取りやハーブの収穫を体験しに、お出かけしてみませんか。
(ブドウのシーズン真っ盛りのハーブワールドAKITA)
見てよし、遊んでも楽しい広大なガーデン
ハーブワールドは、総面積20000平方メートルにおよぶ広大なガーデンに、250種もの植物が栽培されています。春から秋にかけて次々と花やハーブが見頃を迎え、訪れる人の目を楽しませてくれます。今は、赤やオレンジの鮮やかな色のコントラストが美しいケイトウや、可憐な花のセンニチコウなどが見頃です。園内のあちこちには木製の見晴らし台や手で漕ぐハンドバイクなどの遊具があり、子どもたちが楽しく体を動かせるのもうれしいポイント。
(大きなメタセコイヤの木につくられた見晴らし台は、ツリーハウスのよう)
(ケイトウの鮮やかな色が目を引きます)
園内あちこちに実るブドウは「収穫の秋」そのもの
中でもブドウは、約20種が8月下旬から9月にかけてそれぞれ収穫期を迎えます。これからは、糖度の高いロザリオビアンコや希少品種のハニービーナス、巨峰系の高妻などが食べ頃になるそうです。果実を守る紙袋が外されているのが、摘み取りOKのサイン。収穫したブドウは、大玉の種類は1キロ当たり1,500円、中玉が1,000円の量り売りで販売します。
手づくり体験コーナーでは「ぶどうフェア」にちなみ、ぶどうの香りを加えたキャンドル(体験料500円)、石けん(体験料300円~)をつくることができます。
(丹精込めて育てられたブドウ)※ハーブワールドAKITA提供
(ブドウの香りを付けた、モザイクキャンドルがつくれます)
スタンプラリーの景品で、食べ頃のブドウが当たるかも!
19〜22日の収穫祭のイベントとして、スタンプラリーを実施。園内に設置されたクイズを解き、スタンプを4つ集めるとその場で抽選会に参加できます。景品にはなんと、その日食べ頃を迎えたブドウが! このほか、花やハーブの収穫体験(有料)もあります。また、自社製のきりたんぽを大鍋で煮込んだきりたんぽ鍋を、1杯100円の特価で味わうことができます。
(屋外で味わうあつあつのきりたんぽ鍋は格別です)※ハーブワールドAKITA提供
スタッフの佐藤明日香さんは「今年はぶどうフェアと収穫祭が同時開催のため、旬のブドウを景品にご提供できることになりました。スタンプラリーで園内の散策を楽しみつつ、奮ってご参加ください」と話していました。
(スタッフの佐藤さん。ブドウ棚の下のテーブルスペースが園内でお気に入りの場所。心地よい風が通り、休憩にオススメだそうです)
今年のブドウは、梅雨時の低温の影響で生育に遅れがあったものの、夏季の暑さによって糖度が上がっているそうです。獲れたてのジューシーな味わいは、ブドウならではのもの。ブドウ棚の下は日差しが遮られて涼しく、広い園内で密を避けて過ごせるのがいいですね。ショップでは新鮮なブドウを販売しているのでぜひチェックを。珍しい品種に出会えるかもしれません!
※価格は全て税込
DATA
住所/由利本荘市西目町沼田字新道下490-5
電話/0184-33-4150
営業時間/9:00〜17:00
入園無料
※今季の営業は10月末まで
(レストラン、体験工房は9月28日まで)
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