市立秋田総合病院の正面玄関から56号線に向かう通り沿いに、昭和レトロ雑貨やアンティーク、古道具を扱うヒマワリ雑貨店があります。

まずはお店探訪！

入り口付近には入荷したばかりのおススメ雑貨が並んでいます。この日はアンティークレースが目玉商品でした。　

硝子の薬瓶や木のスツールなど、おしゃれな雑貨が続きます。

古い糸車もたくさん積まれていました。

さらに奥に進むと昭和感が溢れてきます。動線を歩むにつれて、お店のコアに近づいていく感覚に。昭和生まれは郷愁にかられます。

訪れるお客様は、年配の方から小学生までと幅広い年齢層‼　店を訪れていた小学生は古い社会のノートを手に取り「日本地図に沖縄がない～！」と、ショックを受けていました。その様子を店主さんは嬉しそうに見つめていました。

特に派手な宣伝や営業はせずに、ブログ発信のみを淡々と続けてきた10年

ヒマワリ雑貨店は今年でオープンから10周年を迎えました。
「昭和の雑貨がもうどうしようもなく好き。その気持ちが原動力で気づいたら10年。あっという間でした。楽しかったからですよね。本当に自分がいいと思ったものを仕入れて店に置き、発信したブログを見た方がお店にきてくださる。そんなスタンスでずっと続けてきました。ここ３～４年はInstagramでも発信するようになり、おかげさまでフォロワーが3000人を超えました。コロナで大きなイベントはできなかったけど、10周年記念のセールにはたくさんの方が足を運んでくれて嬉しかったです」

「好きじゃないと続けられないですよね。特に思い入れがあるのは硝子の小物です。昔の硝子は気泡が多く厚みも一定じゃないので安定が悪いけれど…逆にそこが可愛いんです」と店主さん。

「アンティーク雑貨は、そのうち買おうと思っていると、もうそこにはないですから。一瞬の出会いです。仕入れする時いつもそう思っています。同じものには二度と巡り合えないドキドキ感。お客様が商品に出逢う姿もたまらない。その一期一会が大きな魅力です」

生活の中で使われて、新たな価値が生まれる喜び

小さな雑貨はもちろん、味のあるサイドボードなどの家具も売られていることがあります。いずれも驚くほどリーズナブルな価格。日常的に使って愛用して欲しい、使うことによって新たな命を吹き込んで欲しいという願いが伝わってきます。毎週、入荷する商品に合わせて店内のレイアウトが変わるのも魅力の一つ！　昭和レトロや雑貨好きな方はどうぞ足を運んでみてください。