南通のヤマキウ南倉庫の一角にあるn.labo 花くらし研究所は、今年の夏、お店をリニューアルしました。もともと秋田市内でも大人気のお花屋さん、florist naturalの隣に専門店としてオープンし、“花のある暮らし”をもっと身近に感じてほしいという思いから始まったそうです。お話を伺ったのは、店長の奥様でありスタッフの田口さん。笑顔で迎えてくれる柔らかな雰囲気が、店内全体を包んでいました。


生花とは違う、雑貨のように楽しむドライフラワー
店内に一歩入ると、やさしいベージュや淡いピンク等、カラフルなドライフラワーもずらり。生花とはまた違った落ち着きとあたたかみが感じられます。
「ドライフラワーを雑貨感覚で楽しむ方が増えています」と田口さん。
“生花が好きな人”と“ドライが好きな人”——お客様にもそれぞれ好みの世界があり、花の魅力は本当に幅広いのだと話してくれました。


秋田では珍しい、ドライ加工をオーダーできる専門店
n.labo 花くらし研究所では、店舗内でドライ加工を行っています。秋田県内でも花を“加工して残す”ことができるお店は珍しく、結婚式やプロポーズなど、特別な日の花を記念に残したいという相談も多く、予算やご希望に合わせて素敵なアレンジを提案してくださいます。
「乾燥機をあれこれ試して、ようやく自然な色味に近い方法が見つかりました」と田口さん。着色はせず、花本来のやさしい色合いを大切にしています。

お子さん連れでも安心のワークショップ
店内ではドライフラワーを使ったワークショップも開催中。プライベートレッスン形式で、他の参加者と一緒になることはほとんどありません。ご希望の時間に合わせて、平日日中の予約や、2~3名程度の友人と参加もOK。「人見知りの方でも安心して参加できますよ」と田口さん。お子さんと一緒の参加も可能で、30〜45分ほどで完成します。スタッフの多くがママということもあり、温かな雰囲気の中で花と向き合える時間が広がっています。
私自身も以前、生花をスワッグにしてドライになる過程を楽しむワークショップに参加しましたが、花の良い香りと素敵な作品作りに集中することで、とても良いリフレッシュになりました。

また、ドライフラワーの飾り方やインテリアの相談にも乗ってくれます。「こんな雰囲気の部屋にしたい」と写真を持ち込むお客様も多く、年齢や用途に合わせた提案をしてくれるそう。
店内は穏やかな空気に包まれ、日々の暮らしをちょっと素敵に彩るヒントであふれています。現在は、クリスマスリース等のワークショップを開催中。12月にはしめ飾りのワークショップも開催予定。季節ごとに「今月はこれ!」と新しい提案が増えていくn.labo 花くらし研究所。花を通して、“暮らしを楽しむ時間”をぜひ体験してみてください。


DATA
n.labo 花くらし研究所
秋田県秋田市南通亀の町4-15(ヤマキウ南倉庫内)
営業時間/10:00〜18:00
定休日/不定休
TEL/018-874-7664
Instagram
※お花の予約はLINE・DMでも受付中。ワークショップは予約制。お子さん連れOK。
