子どもが店長になれる～！？

羽後町の道の駅うご「端縫いの郷」で、8月19日（土）に「第3回こどもフリマ」が開催されます。着られなくなった洋服や使わなくなったおもちゃを、子どもたちが店長になって販売します（売るものは例えば収穫した野菜でもOK。さまざまなものを商品とすることができます）。そして同時に楽しくお金についても学ぶことができるのです！自分で体験しながら楽しくお金のことも学べるなんて、おうちの方にとってもうれしいことづくしですね。前回は約20名の子どもたちが参加しました。半数は湯沢市や横手市から参加していて、町外からも注目されているイベントです。夏休みに家族やお友達と一緒に参加してみませんか？

〈こどもフリマ出店家族（限定20組）募集中〉
参加対象者：小学6年生までのお子さんとおうちの方（こども店長をおうちの方がサポートする形式）
出店料：1ブース500円（広さ1.8m×1.5m　長机１台＋夏休み工作あそび参加無料＋おにぎり付き）
※フリマ出店したお子さんにはむかし遊び縁日で遊べる回数チケットをプレゼント。
※出店したい方は、道の駅うご「端縫いの郷」インフォメーション、またはお電話（0183-56-6128）にてご予約ください。
※イベント前日まで参加予約できます。

そして、さらに夏休みスペシャル！フリーマーケットの他に、アクセサリーやおもちゃを手作りする工作あそびやむかし遊び縁日も同時開催されます（一部有料）。

未来の子どもたちへ伝えたい思い

このイベントができたきっかけは…。実は、羽後町地域おこし協力隊である松浦さんのある思いからでした。震災後、県外で携わった仕事で子どもたちを対象にしたフリーマーケットを企画運営しました。そこで子どもたちのイマジネーションに感動。その後さまざまな仕事を通して、子どもの頃から仕事をすること・お金の役割や経済のしくみについて「キャリア教育」を行うことで選択肢を広げ、自らの意志でキャリア形成していこうとする土壌づくりが必要だと感じたそうです。その入り口として今回の「こどもフリマ」を企画し、子どもだけではなくおうちの方も一緒に「くらしの経済」について体験しながら学べる場をつくりました。

仕事について楽しく学べる場所がここにある

フリマ開始前には、イベント説明と一緒に売上・経費・利益の考え方や分かりやすい商品のポップづくりをレクチャーします。これまで開催した時には、最初は戸惑いながらお金のやり取りをしていた子どもたちも「あと500円売れば利益がでるから」と言って、道の駅館内で移動販売を始める姿も見られました。売る・儲けることに対して積極的に自分たちで考えて行動を移すようになるなど、イベントを通して子どもたちに変化が現れるのだとか。
今後は定期的に開催する「こどもフリマ」と同時進行で、羽後町が主導しているキャリアプログラムとコラボレーションします。さらに、町内学校の総合学習プログラムと連携し、子どもたちの年齢に応じたキャリア教育を実施していく予定です。
11月23日（祝）にはより多くの子どもたちが職業体験しながら、地域の仕事や暮らしの経済について知ることができる「仕事体験イベント」を開催する予定です。今後も進化し続けるイベントから目が離せませんね!!

※写真は全て前回の開催時の様子

【第3回こどもフリマ】
日時：2017年8月19日（土）10：00～15：00
こどもフリマ／12：00～15：00
夏休み工作あそび（雑貨・おもちゃづくり）／10：00～15：00
むかし遊び縁日／10：00～15：00
場所：道の駅うご「端縫いの郷」
〒012-1131　秋田県雄勝郡羽後町西馬音内字中野200
電話：0183-56-6128
HP：http://www.hanuinosato.jp
参加申し込み・問い合わせ先：080-8214-7327（羽後町地域おこし協力隊　こどもフリマ担当　松浦）