潟上市にある古着店「ここほれワンワン」は、その名の通り、宝探しのようにお気に入りの1着を見つけられるのが魅力のお店です。なんと言っても最大の特徴は、全品一律300円、子供服は200円という破格のお値段!古着にはちょっと抵抗が…という方でも行ってみたくなる「ここほれワンワン」の秘密をご紹介します!
老若男女、誰もがお買い物の楽しさを
取材時、店内には2人のご年配の女性が。1枚のジャケットをためつすがめつしながら「いいねが、おめさ似合うねが」「こいだばサッと羽織るにいいな~」と盛り上がっていて、楽しさがこちらまで伝わってきました。
私も店内を歩くうち、おなかの底からわくわくする気持ちが湧いてきました。カジュアルもきれいめも、プチプラもハイブランドも、メンズもレディースも、所狭しと並ぶ服の中から、値段を気にせず「自分が着たい服」という基準だけで選べる。その自由さ、楽しさに夢中になれるんです。
お子さんと一緒に行くのもおすすめです。子供の目線に子供服コーナーがあるので、お子さんも自分自身でお気に入りを探すことができます。全品200円だから「買ってあげたいけど予算オーバーだなあ」ということもないので、「こっちにしない?」という駆け引きもなし!すぐサイズアウトしてしまう子供服も、この値段なら余裕を持った枚数を用意することができます。
何度も行きたくなる理由
毎月1回、さらにお買い得になる名物企画があります。それは、1,000円で買い物カゴいっぱいの服を持ち帰れる「詰め放題の日」。この企画、実は意味があるんです。詰め放題の次の日、売れ残った服は全て途上国へ送られ、店内は全品新着商品に変わります。毎月リニューアルオープンしている状態なので、詰め放題の日の前に買い逃した服は、もう手に入りません。店頭には価値のある掘り出しものも混ざっているので、毎日のように見に来られる方もいるそうです。
※詰め放題の日はインスタグラムでチェックできます
ここほれワンワンで買い物=エコ活動
ここほれワンワンが目指しているのは、服を買う時「まず古着」という考えを持ってもらうことです。日本で廃棄される服のうち、3R(リユース、リサイクル、リペア)に使われるものはわずか30%。1日1300トンの服が廃棄されているそうです。また、1枚のTシャツを作るのに必要な水は2300リットル。SDGsの目標にも掲げられている水の問題は、途上国だけの話ではありません。服の大量生産、大量消費が当たり前になっている現状の中で、ここほれワンワンは1着の服を、誰もが長く楽しめることを目標にしています。ここで買い物することで、自分もエコ活動に参加できていると思うと、より嬉しくなります。
手放すのも楽しい
ここほれワンワンでは服の無料回収も行っていますが、ただ引き取ってくれるだけではありません!不要な服を3枚以上持っていくと、お店で使える商品券が当たる「ワンワンガチャ」という抽選ができるんです。服は季節問わずに持ち込めるので、私もこの冬着なかった服を回収してもらい、ワンワンガチャにチャレンジしてみました。
※回収は服のみ、靴や小物類の回収は行っていません。
抽選結果は2等!100円券をGETしました。1等は500円券、特等はなんと1,000円券がもらえます。商品券は抽選当日から使えるので、早速お買い物もしてみました。購入したのは、肩掛けや差し色に使えそうな私のカーディガンと、娘の好きな水色×ふわふわなアウター。どちらも驚くほど状態が良いです。カーディガンが300円、アウターが200円。100円引きなので、2着で400円でした!
古着というと、汚れや傷みがあるイメージでしたが、ここほれワンワンの商品は全て国内仕入れのため、古着特有のにおいが全くせず、とても綺麗です。
新品の服を買う前に、安くて綺麗、しかもエコなお店、ここほれワンワンをチェックしに行きませんか?