12月に入り、クリスマスが近づいてきました。クリスマスはいくつになっても心が躍りますね。
そこで今回は、大人女子にピッタリな秋田産のシードルをご紹介します。
シードルはリンゴ酒とも呼ばれ、リンゴを発酵させてつくられる醸造酒のことで、世界中で愛されているお酒です。その特徴は比較的アルコール度数が低いものが多く、飲みやすいこと!女性やアルコールが苦手な方にも人気です。
ご存知ですか? 秋田生まれの「オカノウエシードル」
そしてこのシードル、秋田にもあるんです。横手市で若手リンゴ生産者さんが異業種のメンバーとタッグを組み、「okanoue project(オカノウエ プロジェクト)」を始動。自分たちの手がけたリンゴで「オカノウエシードル」づくりをすすめています。
「自分のりんごでシードルを」の想いを共に
佐藤和也さんは、プロジェクトを立ち上げた中心人物。
「前職では、東京のレストランでワイン担当をしていました。ワインを知るうちに自分でも作りたいと思うようになり、シードルに出会ったのが25歳の時。その頃には、“実家の果樹園を継ぐ”と決めていたので、“自分のりんごでシードルを作ろう”と目標が定まったんです。」
27歳で地元横手に帰郷した佐藤さんは、2年間、果樹試験場でりんご栽培について学んだ後、本格的に就農。シードルへの想いをさまざまな場所で伝え続けました。そして出会ったのが、想いを共にする3人の力強いメンバーです。
「みんなと語り合う中で、“委託醸造”という道を考えるようになりました。そして出会いから1年後の2015年、okanoue project(オカノウエ プロジェクト)を立ち上げ、クラウドファンディングに挑戦し、第1弾のオカノウエシードルを発売することとなりました。」
横手という土地だからこそ、生まれたシードル
シードルが完成して一番強く思うのは、私自身ワインがすごく好きだということ。そして初めて味わったシードルにも同じ感情を持ちました。自分で育てたりんごからシードルができる。その喜びは想像以上でした。」
新発売のシードルは、特に女性にイチオシ!
その後、2016年に第2弾「Semi-Sweet」をリリース。今年4月からは第3弾「爽醇(そうじゅん)」、「麓渓(ロクトケイ)」を販売。そしてこの11月に新たに発表されたのが、ジョナゴールドを使用した「オカノウエ 風来(カゼクル)」です。
醸造を担当したのは、無濾過、無添加のワインづくりで評判の「東京ワイナリー」。酸味の強いジョナゴールドのおいしさが引き出された“にごりシードル”です。
その味わいは、リンゴの甘さとさわやかな酸味が口いっぱいに広がり、とっても軽やか!そしてアルコール度数は4%と優しい設定です。
シュワシュワのやわらかな発泡タイプ。あたたかく優しいりんご色。まさに女性にピッタリの一杯です!
おいしいシードルで、ステキなクリスマスを!
「ほど良い甘みがありますので食前酒としてオススメですが、爽やかな酸味のおかげで食中酒としても楽しめます。前菜との相性が良いですが、鶏レバーペーストや、チーズなど、癖のあるものにも合うでしょう。また、クッキーなどスイーツとの相性も良いと思いますよ」と佐藤さん。
シードルのおいしさに、楽しい会話も弾みそう! シャンメリーもシャンパンも日本酒も捨てがたいけれど、今年のクリスマスは横手生まれのシードルで乾杯!しませんか?
※オカノウエシードルは限定醸造のため、数量限定です。
【okanoue project】
ホームページ http://okanoue.tumblr.com/
Facebook https://www.facebook.com/okanouecidre/
【ジョナゴールドのシードル オカノウエ 風来(カゼクル)】
価格:フルボトル2,382円 ハーフボトル1,366円(税込)
<販売店>
高留酒店(横手市猪岡、TEL 0182-36-1252)
斉藤酒米店(大仙市若竹町、TEL 0187-63-1045)
アキモト酒店(大仙市神宮寺、TEL 0120-404-711)
道の駅十文字「民芸・佐とう 」(横手市十文字町、TEL 0182-42-5160)
道の駅うご「端縫いの郷」(雄勝郡羽後町、TEL 0183-56-6128)
地酒屋&カフェTAKAIWA(湯沢市桑崎、TEL 0183-52-2246)