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暮らし

〈秋田市〉花や緑のある暮らしを身近にしてくれる「LINO’S FLOWER CAFE」

秋田市土崎の、秋田新国道沿いにある「LINO’S FLOWER CAFE(リノズフラワーカフェ)」は、カフェを併設したフラワーショップです。店内にはお花のほか、観葉植物やドライフラワーなど暮らしに彩りを添えてくれるものがたくさん。贈る相手を思い浮かべながら花を選んだり、自分のために観葉植物を求めたりしてみませんか?!

一つひとつのお花が見えるディスプレイ

店内に入ってまず驚くのは、壁一面にディスプレイされた生花。木の台などで高低差を付けてバランスよく配置されていて、お花がすべて見渡せる圧倒的な眺めです。ここから直接選んで購入できます。観葉植物もたくさん置かれていて、高い位置にはグリーンの鉢が吊るされフラワーモビールが揺れる様子が清々しい。花と緑が身近に感じられる空間です。

(ゆらゆらと揺れ、影の美しいフラワーモビール。3本セット2,000~。オーダーもできます)

かわいいと思う、珍しい花をチョイス

「LINO’S FLOWER(リノズフラワー)」店主の山﨑美紀さんが選ぶお花は、おなじみのスイートピーでもあまり見ない色だったり、チューリップも花びらにたくさん刻みが入っていたりと個性的。できるだけ珍しい種類を入れるようにしているそうで「こんなお花見たことない、とお客様に喜んでもらえるととてもうれしいですね」といいます。

(店主の山﨑さん。「これかわいい」などとお客さんとの会話も楽しんでいるそう)

こうした花材を組み合わせたアレンジも人気です。「あったらいいなと思うけれど、なかなか手に入らないものを」と、SNSなどを参考にして工夫を重ねています。華やかなハートブーケのハートの部分は、ヤナギの枝で形づくられているそう。

(大きなハートモチーフがかわいいハートブーケ。写真は5,000円)

(球根やコケを使った寄せ植えも人気があります。※写真提供:LINO’S FLOWER)

贈り物に花を加えて特別感を

お店が提案しているのは「〇〇+お花」のプレゼント。実際のギフトの例では、お客さん持ち込みのぬいぐるみに生花を合わせてひとつの贈り物にしました。ぬいぐるみのほかにワインなどのお酒などの持ち込みも◎。選んだプレゼントが「ちょっと物足りないかな、もっと華やかにしたいというときにお花を加えてみてください」と山﨑さん。

(お花は1本から購入できます。そのまま飾れるミニブーケも)

(ランチボックスにお花を詰めたアレンジ。※写真提供:LINO’S FLOWER)

あれ?と気になったのが、生花店といえばおなじみの冷蔵ケースがないことです。山﨑さんによると「カフェのある空間を考え、あえてケースを置いていません。お花をガラス越しではなく直接見てもらいたいと思っています」とのこと。生花は長く置かずに、常に新しい花を手に取ってもらえるよう工夫しています。

お花と一緒にカフェタイム

「LINO’S CAFE(リノズカフェ)」は週末を中心に週3日ほどの営業です。営業日はインスタグラムでお知らせしています。ランチプレートなどが楽しめます。テーブル席は一つだけなので、席の予約がおすすめです。

(開放的な雰囲気のカフェスペース)

花を置くだけで空間が明るくなる

大阪出身の山﨑さんは家族の仕事の都合で能代市に転居し、生花店に勤めて経験を積んだそうです。そしてさまざまなご縁を得て、仲間とLINO’S FLOWER CAFEを2023年11月に立ち上げました。「自宅にお花があるだけで気持ちが上がるし、空間が明るくなります」と、花や緑がある暮らしをさまざまなかたちで提案しています。お手入れについての相談も大歓迎とのこと。植物の力で、日々の暮らしに彩りをプラスしませんか?

(山﨑さんの好きな花を選んでもらいました。「ビタミンカラーが人気ですが、こんな感じもかわいいでしょう?」)

LINOとはハワイ語で「光る」「輝く」という意味だそう。お花について話す山﨑さんは生き生きと輝いていて、「これかわいいでしょう?」と本当に楽しそうでした。取材後、あまりにかわいかったのでスイートピーを買い求めました。3,4月は別れと出会いの季節。お花を通してお世話になった方に思いを伝えたい、そう思います。

※価格はすべて税込です。

DATA

【LINO’S FLOWER CAFE(リノズフラワーカフェ)】
住所/秋田市土崎港中央1丁目4-25
電話/018-874-8713
営業日/LINO’S FLOWER 10:00~17:00 不定休
LINO’S CAFE 11:00~14:30 不定休(ご予約はDMへ)
駐車場/あり
※お花の注文はお電話、DMでも受け付けしています
※フラワーショップ、カフェとも営業日はInstagramでご確認をお願いします
Instagram

キーワード

秋田県内エリア

Writer

FukudaNaoko

FukudaNaoko

2013年より、子育て世代向けにライター活動をしています。日本語や英語で絵本を読む「よみ語り」の活動も続けています。子育て環境、手仕事全般に興味があります。高校生、中学生の2児の母。

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