どーもー、まだむユキコです!
みなさん、最近ドキドキしてますか?私はぜんぜん。
日常生活でドキドキする機会なんて、ゴキブリでも出ないかぎり一切ないですね。ちなみに夫の顔を見ると、平常心以下までリラックスしちゃうので、外出先なのにアホ面でボーっとしたり、うっかり屁をこいたりしないように注意が必要なくらいです。
バレンタインっぽい話を…
そんな私に最も関係のないイベント、バレンタインが近づいております。編集部から「何かバレンタインっぽいネタを」という無茶ぶりをいただいてしまい、どうしたもんかと頭をひねっておりましたら、そういえば、私もドキドキすることあったわ!と思い出しました。ズバリ、妄想です。
何を隠そう、私は筋金入りの妄想族。子どもの頃から「もし自分が魔法少女に選ばれたら」という妄想を熱心に膨らませ、年頃になってからはアイドル、俳優、ハリウッドスターなどを相手に妄想を炸裂させていました。「何もしてないのに不良に絡まれる彼。雨の日、捨て猫を拾うところを偶然目撃」とか、「オープンカーで私を迎えにきてくれた彼。白のタキシードで片手に花束、片手にシャンパン」とかいった最近見かけないシチュエーションも、妄想の中ではやりたい放題。配役も自由自在。菅田将暉主演「ときめきトゥナイト」とか、福山雅治版「プリティ・ウーマン」とかね…。ぐっふっふ。
まだむの妄想、暴走します!
そんな妄想族のまだむが、最近盛り上がった妄想はというと…。
発端は、新しくオープンしたお店に誰と行くか、という話でした。お酒もお料理もおいしい、落ち着いた雰囲気のカウンター席しかない和食屋さん。誰と行くのが一番しっくりくるか。
カウンター席ってことは、3人以上の女子会には向かないし、女2人っていうのもちょっと違う。やっぱここはデートで使いたい。旦那がそういうお店にしっくりくるタイプだったら問題ないんだけど、ウチの場合、お酒は飲まないし、お料理がコースで出てくるお店だと十中八九ゲリするので無理。
デートに最適な相手としては…、やっぱ年上かな。こういうお店では余裕のある大人にお酒選びとかマスターとの会話とか全部任せて、楽な思いがしたい。そしてあわよくば、若い者扱いされたい。50代くらいのシブい、落ち着いた大人の男性。カウンターの隣に並んで、酒を飲み下すときの喉仏に見惚れるような…。誰?誰がいいの?「50代 俳優」で検索だ!
佐藤浩市、渡辺謙、中井貴一、豊川悦司、堤真一、佐々木蔵之介…。
ヤバい、50代俳優、豊作。
ともかく、相手は50代の渋い大人の男性に決定!
「いいの?せっかくのデートの相手が俺みたいなオジさんで」「ぜんぜんオジさんなんて思ったことありませんよ~」ってな感じで、会話のペースも相手にお任せで。「マスターこないだのあれ、ある?」なんつっておいしいものも自動的に出てきて。「今日はやけに酒がウマいな」なんて言いながら酒をあおる喉仏をガン見。
2軒目はもちろん素敵なバー。
マスター「そういえば今日、バレンタインですね。チョコレート、もらいました?」
浩市「そんなこと聞くなよ。高校生じゃあるまいし」
まだむ「あっ、私うっかりして…」
浩市「いいのいいの、最初から期待してないから。高校生じゃあるまいし」
まだむ「…すっかり忘れてた、バレンタインなんて」
浩市「大人になると、それどころじゃなくなっちゃうもんね」
まだむ「なんかさみしい…」
浩市「…実は、用意してあったんだ」
まだむ「え?」
浩市「はい、チョコレート。たまにはいいでしょ?もらうほうも」
まだむ「…うれしい!」
浩市「マスター、チョコレートに合うバーボン、ロックで」
「ハッピーバレンタイン、乾杯」
以上!まだむの妄想劇場でした。
ふ~、血圧上がるぜ。