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7JULY
2019

暮らし

〈由利本荘市〉移住夫婦が受け継ぐ、カフェ「カトルセゾン」の愛されメニュー

羽後本荘駅から車で5分ほどのところにあるカフェ「カトルセゾン」。フランスのカフェをイメージした由利本荘市で大人気のお店です。オープンから12年、地元に愛され続けるカフェは若い夫婦に引き継がれ、2019年4月に再スタートを切りました!

「事業承継」という新たな形で、お店がリニューアル

本場フランスに渡りお菓子作りを学んだ前オーナーの堀内憲二さんが、「四季折々のクオリティの高い秋田の食材を使ってカフェを」と始めたカトルセゾン。四季という意味のフランス語が店名の由来です。堀内さんは体力の関係でお店をたたむことを考えつつも、地元の人たちの居場所にもなっているこの店をなくすわけにはいかないと、由利本荘市の協力を得て後継者を募集しました。

そんなカトルセゾンの後継者募集をインターネットで見つけて応募したのは、何か新しいことにチャレンジしたいと思っていた山梨県出身の松村大地さん。由利本荘市は妻の寛子さんの地元です。愛知県の食品メーカーで働いていたお二人の行動力に、地元から応援の声と、お店の継続を喜ぶ声が寄せられています。

「堀内さんの舌は本当に繊細で、何でもおいしく作れるこだわりのある人。今はその膨大な知識と技術を受け継ぎ基礎を固めたい」と大地さん。力がつくまでは堀内さんの技術指導のもと、これまでの店の味を忠実に再現することを目標にキッチンに立ちます。

愛され定番メニューの味はそのままに

カトルセゾンの代名詞と言えば、オムライスとタルト!どちらも味がしっかり引き継がれています。

大人気メニュー由利牛のデミグラスソースオムライス(950円)は、口の中でとろける柔らか~い由利牛と、ふわふわとろっとろの卵が絶妙なバランス!雑穀米が食感のアクセントです。

このほか、常連さんが愛してやまないというグラタンやビーフドリア、17時以降限定でテイクアウトも可能なピザなど、バラエティ豊かなフードメニューがそろいます。

季節ごとのフルーツタルトをはじめ、お菓子は現在も堀内さんの担当。夏には由利本荘産ブルーベリーを使ったタルトが登場する予定です。日替わりケーキセットは、ドリンク付きで700円。

ケーキはテイクアウトもできますよー!写真手前から、タルト・フランボワーズ(450円)、モンブラン(500円)、洋なしのタルト(430円)。タルト生地は口の中に入れるとほろりとくだけ、ほどよい甘さが病みつきに!1カットのサイズが大きめで満足感あるのも嬉しい♪

限定メニューもあり!「さき織り・布小物展示会」が見逃せない

カトルセゾンでは、お客さんとの会話の中からイベントや店舗での商品販売など、これまでたくさんの企画が生まれてきました。店内で販売されているさき織りもその1つ。

東北地方で江戸時代に始まったとされるさき織りは、古い着物を裂いて織り直し、別の物によみがえらせる織り物で、とってもエコなハンドメイド。地元のお客さんにさき織りの名人がいたことから、店内で販売がスタートしました。そんなさき織りが100点以上そろうさき織り・布小物展示会が、7月6日(土)・7日(日)にカトルセゾンで行われます。

大地さんが試作を重ねているハニートーストも限定メニューとして登場予定!

今回特別に試食させていただくと、外はカリカリなのにサクッとナイフで切れて、中はしっとり。バニラアイスがちょっと溶けてきたくらいがベストタイミングかも!

【さき織り・布小物展示会】
トートバック、ショルダーバック、ストール、マフラー、その他布小物など一点物を展示、販売します。
日程/2019年7月6日(土)~7日(日)
時間/9:30~17:00
お問い合わせ/ここ布 0184-23-2652

 

山梨出身の大地さんは、秋田に移住し、お店を継ぐことへの思いをこう語ります。
「お客さんは本当にあたたかい人ばかり。どれほどこの店が愛され、大事にされているのかをひしひしと感じています。こういう、地方に残るいいものをなくしてはいけない。いずれは新しいもの、自分の味を作っていきたいけれど、まずは店の味をしっかり引き継ぎたい」。
堀内さんも「味覚というのはその土地土地で違うもの。先に進むためにはまず土地の味を覚えるのが大事」と話していて、2人の軸がぶれていないのが印象的でした。

パリのカフェのようにリラックスできる雰囲気の中で、カトルセゾンでしか食べられない味を、これからも提供し続けてくれることを楽しみにしています。

※価格はすべて税込。

【カフェ カトルセゾン
秋田県由利本荘市岩渕下50
電話番号/ 0184-22-3001
営業時間/11:00~20:00
定休日/火曜日
ホームページ

この記事を書いたライターこの記事を書いたライター

平元 美沙緒

徳島生まれ、横手在住。一児の母。まちづくり、子育て、クラフト、農村、伝統建築に興味のアンテナあり。まちづくりに関する話し合いの場の進行・企画を行うまちづくりファシリテーター。おしごとブログ

http://section-a.jugem.jp/

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