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おでかけ

〈小坂町〉「小坂七滝ワイナリー」山ブドウで作った味わい深いワインで乾杯♡

2020年のボジョレー・ヌーヴォーの解禁日は11月19日とまもなくです。今年のボジョレーも楽しみですが、秋田産のワインも味わって見ませんか?! 小坂七滝ワイナリーでは、小坂町産の山ブドウ系品種を使って、和食や魚料理にも合う赤・白・ロゼ、18種類のワインを醸造しています。今回はワイナリーを見学し、試飲して、お気に入りのワインをゲットしてきましたよ♪

(日本の滝百選に選ばれている名爆・七滝で癒されてから、ななめ向かいに建つワイナリーへ!)

平成から令和へ、30年かけて実現したワインづくり

小坂町は江戸時代から明治時代にかけて、小坂鉱山から銀や銅が採掘され、活気あふれる町でした。鉱山の閉山後、新たな産業を…と、町をあげて取り組み始めたのが「小坂町産ブドウでワインを作る」プロジェクトです。
ワイナリーのオープンは平成29(2017)年10月。平成元年に始まったこの取り組みが実を結ぶまでに、なんと30年近くかかったとのことで、ワインづくりにかける熱意をひしひしと感じますよね! 町の事業としてスタートし、ワイナリー完成後は小坂まちづくり株式会社が運営しています。

(ワイナリーの向こう側にはブドウ園が広がります)

スタート時から関わってきた小坂町役場観光産業課の杉原隆広さんは、「ネクタイ締めて役場で働くつもりでいたら、『東京に行ってブドウづくりの勉強をしてこい』って言われて(笑)。それから30年、ずっとワイン担当です」と笑います。今も見学の予約が入った時には、ワイナリーの案内をしています。ワインに人生を捧げた(?!)杉原さんに案内していただきましたよ♪

こだわりと熱い想いが詰まったワインづくり

(入り口には、ここで醸造している18種類のワインがずらり!)

日照時間が少なく雨が多い秋田では、ヨーロッパ品種のブドウ栽培は難しいため、冷涼な気候に強い山ブドウ系品種の栽培に取り組みました。
日本ワインの先駆者と呼ばれた故・澤登春雄氏に師事しながら試行錯誤を重ね、10年かけてワイングランド小公子といったオリジナル品種の栽培に成功!

(小坂ワインの原料となる山ブドウ。収穫時期の寒暖差が大きければ大きいほど、糖度が上がり色づきが良くなります)

ブドウ園はワイナリーから約2kmの鴇(ときと)地区にあります。十和田火山の噴火によって堆積した火山灰土壌で、水はけがよくミネラルを多く含み、ブドウの栽培に最適なのだそう。また、火山灰土壌は害虫(フィロキセラ)を寄せ付けないため、接ぎ木をする必要がないのも特徴です。(ブドウの栽培は、害虫に強い品種に接ぎ木するのが一般的)
自根栽培のブドウは、全国でもとても珍しいのだとか。

(最新式のイタリア製仕込みタンク。冷却水を通してタンク内の温度を調節し、酵母の働きをコントロールしています)

ワイン醸造過程は、破砕する→発酵させる→搾るという工程で行い、最後はタンクを移しながらオリを取ります。ワインの種類(赤・白・ロゼ)によって、発酵させる温度を変えます。

(アルコール濃度を調べる分析室)

ブドウの糖分を酵母が食べることでアルコールになり、ワインができます。酵母の働きをどこで止めるか、その判断がワインを作る上でとても大切! 秋田県唯一のシニアソムリエ小西享一郎さんの協力のもと、繊細な調節をしていますが、その内容は企業秘密♡

お楽しみ試飲タイム♪

(国際規格のテイスティンググラスで試飲!)

タイプの違うワインを絶妙なバランスでブレンドした、幅広い味わいの18種のワイン。いくつかを事務所で試飲させていただきました!! その中から、今回購入したワインをご紹介します♪

赤ワイン(小公子・ワイングランド)

小公子プレミアム2019(2,970円)(写真左)
2019年の小公子は、30年に1度あるかないかの素晴らしい出来栄えだと聞いて、飲まずにはいられませんでした。お肉料理全般、中華料理にも合う、深みのある赤ワインです。

ワイングランド2019(2,200円)(写真右)
ワイングランドは、柔らかい風味で飲みやすいのが特徴。白身のお肉料理(鶏・豚)や和食との相性抜群です。ワイン選びに迷ったらコレ!

白ワイン&ロゼ

フリーラン・ブラン・ナイアガラ(1,650円)(写真左)
秋田産ナイアガラを使用した白ワイン。フルーティなブドウの風味がふわっと広がる、デザートにぴったりのワインです。

フリーラン・ロゼ・ワイングランド(1,980円)(写真右)
ブドウを圧搾せず自然落下させたフリーラン果汁100%で仕込んだワイン。ほんのり甘口でスイーツによく合います。

裏ラベルに、相性の良い料理や食材、サービス温度、ソムリエによるテイスティングノートが書かれているのが、とても嬉しい心遣いです。
※価格は全て税込です。

ワイナリーを拠点にグリーンツーリズムを盛り上げたい!

「今後は、十和田湖高原ポーク桃豚、鹿角牛、比内地鶏といった地元の美味しいお肉にワインを合わせて楽しめるよう、町内の飲食店と連携していきたいです」
杉原さんをはじめ町の皆さんは、ワインをきっかけに町のいいところをPRしていくアイデアを温めているそう。

山ブドウ系品種で作ったワインは、すっきりした酸味があって和食との相性もバツグン。ワインと美味しい食事、七滝や十和田湖といった素晴らしい景色! 一泊して小坂を丸ごと楽しむのもオススメです♪
11月1日からは、赤・白・ロゼ各700本限定生産の小坂七滝ワイナリークリスマスヌーヴォー2020の予約販売がスタート! 気になる方はHPをチェクしてみてくださいね。

DATA

【小坂七滝ワイナリー】
鹿角郡小坂町上向字滝ノ下22
TEL/0186-22-3130
HP
※見学は予約が必要です。

キーワード

秋田県内エリア

Writer

Makiko

Makiko

有限会社無明舎出版勤務を経て、フリーライターとして、雑誌、フリーペーパー、WEBなどの記事を執筆。秋田県大館市在住。秋田県北を中心に、秋田の観光・食・子育て・話題のスポット・スポーツなどについて発信しています。 mama plan(ママプラン)所属
https://mamaplanodate.net/information/

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