ますます人気が高まっているアウトドア。自然に恵まれた秋田県は、アウトドアにもってこいの環境です。でも、テントや炊事用具など準備が大変、と二の足を踏んでいませんか? そんなアウトドア初心者の方ににオススメしたいのが「シェアキャンピングカー」です。今回は、秋田市のヤマキウ南倉庫を拠点に始まった新サービス「シェアキャンピングカー」をご紹介します!
リモートワークにも使えます
キャンピングカーのレンタルサービスは、秋田県内では初めて。ワンボックスカーのハイエース(トヨタ)を改装したもので、車内の後部はベッドスペースになっています。ベッドの一部をひっくり返すとテーブルに。車内で使えるWi-Fi環境も備えているので、リモートオフィスとしても使えちゃいます。
「キャンピングカーを使ってみたい」
アウトドアブームの中、キャンピングカーがあったら楽しいだろうな、とは誰しも思うところ。ただ、実際に購入するとなるとハードルが高いですよね。「自分自身が、キャンピングカーを使いたいと思ったのが事業化のきっかけです」と、サービスを運営する(株)ローカルパワーの寺田耕也社長は言います。「キャンピングカーは場所を取るし、値段は高いし、そんなにしょっちゅう使うわけでもない。ならばみんなで使えばいいのでは、というアイディアを形にしました」
好きな場所に行き、そのまま宿泊
今年開始したばかりのキャンピングカーのレンタルですが、実際にはどんな使われ方をしているのでしょうか。これまでの利用例では、テントとタープを加えて広いスペースでキャンプを楽しんだり、県外から出張してきた同僚のためにリモート会議室として利用したりした例があるそうです。車内にはトイレや炊事設備がないため、道の駅を利用するのもオススメ。「好きな場所に乗っていって、そのまま宿泊できるのは本当に便利です」と、寺田社長。寝袋や調理道具などのキャンプ用品は、ヤマキウ南倉庫のアウトドアショップ「YAMAGOYA」でレンタルすることができます。
車の上でも寝られます
さらに、10月には車上テントを設置しました。なんと、キャンピングカーの天井に泊まれます。手動で開閉する仕組みで、地上のテント設営のように杭打ちなどの手間がありません。ワンボックスカーの屋根上なので、眺めが違います。実際に乗ってみましたが、2階ほどの高さで乗り降りに注意が必要ですが、中に入るとしっかりマットが敷いてありすこぶる快適でした。車内のベッドスペースと合わせると、この1台で最大6名まで宿泊が可能です。
地元を満喫してもらいたい
「私も最近、知る人ぞ知る秘湯の場所を教えてもらい、キャンピングカーを近くに停めて脱衣所代わりにして行ってきました。県内には魅力的なところがたくさんあり、ぜひ多くの方に楽しんでもらいたいです」と寺田社長。家族で、友人と子ども連れでなど、使い道や行き先はたくさんありそうです。例えば、午前6時から午後5時45分まで利用する日帰り旅行の場合、シェア料金は8400円となります。お試しキャンプに、大勢でのお出かけに、シェアキャンピングカーを考えてみませんか。
DATA
【シェアキャンピングカー】
貸し出し場所/ヤマキウ南倉庫(秋田市南通亀の町4-15)
利用料金/6時間ごと3600円~
レンタル予約ページ
YAMAGOYAレンタルページ
お問い合わせ 株式会社Local Power 018-838-6943
※11月1日より新料金が適用される予定です。