にかほ市産の「北限のいちじく」が主役のマルシェ「いちじくいち」が、昨年に続き2回目の開催!昨年は気になっていたけど行きそびれてしまった・・・という方も、10月7日・8日は旧小出小学校へ!
いちじく農家さんの直接販売ほか約40店のマーケットが出店
甘露煮として見かけることも多いにかほ市のいちじく。県央~県南の方にはなじみ深いのではないでしょうか。私の家族もいちじくが大好き!
「手塩にかけて育てたいちじくを農家さんが直接販売するので、みなさんの活き活きとした表情をぜひ見てもらいたいです」とは、実行委員会の田宮慎さん(のんびり合同会社)からのメッセージ。
にかほ市大竹集落で育てられているいちじくのほとんどはホワイトゼノアという品種で、小ぶりでさっぱりとした味わい。甘露煮はもちろん、ケーキなどのお菓子や、生ハムを巻いてサラダに使うなど、実はさまざまな料理に使える食材でもあるそうです。
田宮さんいわく、「都会では、いちじくを使ったお菓子は女性に大人気のオシャレスイーツ。それがここ秋田でこんなにたくさん育てられているってことを知ってもらいたいし、みなさんにもぜひ食べてもらいたいです」とのこと。
このほか、秋田県内各地の人気カフェや雑貨店、さらに「十布」「KHISONOIO」「東北スタンダードマーケット」「コロン」「すみやのくらし」といった県外からの出店も。この機会にぜひチェックしてみてください。
親子で楽しめるワークショップもおすすめ♪
7日(土)のミナトファニチャーによる木琴づくりワークショップは、作った木琴を持ち帰ることができます(申込はこちら参照)。同日夕方4時からのライブで一緒に演奏できる時間も設けているそう。お子さんとの思い出づくりにぜひ!
このほか、甘露煮づくりや麹ワークショップ、いちじく食べ合わせ講座などの料理系ワークショップも、親子で参加できます。事前申し込みが必要なものもあるので、こちらで確認を。
“足もと”にある豊かさを一緒に感じられる時間に
「昨年のいちじくいちで、いちじくのポテンシャルを地元農家さんと共有できたことは大きな収穫」と話すのは、いちじくの甘露煮の加工・販売を行っている佐藤玲さん(佐藤勘六商店)。
実行委員でもある佐藤さんは、「灯台下暗しで、足もとにある魅力、普段の暮らしに価値があることに気づくのが一番難しいんです。それが、昨年たくさんの人がいちじくを求めに来てくれたことで実感できた。でも昨年はまぐれかもしれないので(笑)、2回目が大事だと思っています!」と意気込みを話してくれました。
佐藤さんや若手のいちじく農家さんの特集記事(週刊ウェブマガジン『なんも大学』)もぜひご一読を!
いちじくちの入場料は、なんと“自由”!「 これからも長く続くにかほの秋の風物詩になれるよう、賛同してくださる方はそのお気持ちを入場料に替えていただけたら嬉しいです」とのこと。
田宮さんも佐藤さんも、「足もとにある豊かさをみなさんと一緒に感じられるイベントにしたい」と口をそろえて話します。体感してみたいと思った方はぜひ会場へ!
にかほのいちじくは今が旬!
佐藤さんにいちじくの畑へ案内いただくと、こんなふうにぷっくりした黄緑色の実がちらほら。そろそろ収穫できるそう。
私には、いちじくいちキャラクターの「いちじくいちを」君に見えてしまいます!とってもかわいい。
足もとにある豊かさは、色んな人に色んな角度から言ってもらわないと気づけないことが多い、という佐藤さんの言葉が印象的でした。イベントに参加して、思いっきり食べて、飲んで、楽しむことがその一助になります。
穫れたてのいちじくと、足もとにある豊かさが醸し出すあたたかな空間を楽しみに、ぜひ出かけてみてください! 佐藤さんのお店で作っている甘露煮も手に入りますよ(思ったより甘くなく、ヨーグルトに入れたらさらにさっぱり食べられました!4歳娘もお気に入りです)。
【いちじくいち】
日時:2017年10月7日(土)10:00〜19:00/8日(日)10:00〜17:00 ※雨天決行
場所:旧小出小学校(秋田県にかほ市中三地金井森27)
交通:
駐車場①旧小出小学校グラウンド(台数に限りがあります)
②いちじくいちサテライト駐車場『白瀬南極探検隊記念館』
● 下記行程で無料シャトルバスを運行
・小出小学校 ⇆ JR仁賀保駅前
・小出小学校 ⇆ いちじくいちサテライト駐車場『白瀬南極探検隊記念館』
交通情報、シャトルバスの運行時間はこちらから
問合先:いちじくいち実行委員会事務局
のんびり合同会社 event@non-biri-go-do.jp
イベントURL:http://1jiku1.jp/ ※最新情報はFBページから