大館市にある世界最大級の木造ドーム「ニプロハチ公ドーム(大館樹海ドーム)」に隣接するパークセンターをリニューアルし、2022年12月にオープンした「子どもの遊び場」。「一年中遊べる屋内の遊び場を作ってほしい」という一人のお母さんの声から署名活動が始まり、市民の意見を取り入れて市が整備した、無料で利用できる遊び場です。
秋田の冬はお出かけ先に困りがち。木のおもちゃがいっぱいの子どもの遊び場で、冬の子育てを乗り切りましょう!
木のぬくもりたっぷりの遊具とおもちゃを紹介します!
約30種類の木のおもちゃと遊具を設置した子どもの遊び場には、子どもたちの想像力をかきたてるユニークなおもちゃや遊具がいっぱい。木のぬくもりに触れながら、思いっきり遊ぶことができます。
一角には、「小さな小さなオリンピックスタジアム」をコンセプトに作られた空間があり、すべり台やトンネルを組み合わせた人気の遊具も、その一つ。東京オリンピック・パラリンピックの選手村施設に使用されていた、大館市産秋田杉の集成材を再利用して、秋田公立美術大学に設計を依頼し、制作されました。もぐったり、隠れたりと、さまざまな遊び方ができます。
大館市の伝統工芸品「曲げわっぱ」のお弁当を模した積み木プールは、よく見ると、積み木の一つひとつがお米の形になっています。
広々とした壁に自由に絵を描くようにペタペタ貼って遊べる、マグネットますつみき。動物形の木製マグネットも。
他にも、ブロックやパズル、絵本など、たくさんのおもちゃが揃っており、一日中飽きずに遊べます!
子ども連れにとって嬉しい設備が充実
飲食可能な休憩スペースには、電子レンジやウォーターサーバー、自動販売機も設置されています。お弁当を持参し、一日中遊び場で過ごす人も多いそうです。
休憩スペースの奥にはカーテンで仕切られた赤ちゃん休憩室もあり、乳児と一緒でも安心。トイレは男女両方におむつ交換台が付いています。
さらに、最近駐車場にカーポートが設置され、天気が悪い日でも安心してベビーカーの載せ降ろしができるようになったそうです!
パークセンターの周辺には、広々とした緑地や遊具のある公園があり、子どもが室内遊びに飽きてきたら外に出て遊ぶこともできます。遊び場の大きな窓から眺める景色もバツグン。お花見や紅葉を楽しむ人も多いそうです。
隣接する子育て支援施設との連携も
さらに、遊び場では、月に2~3回、親子体操や絵本の読み聞かせ、ミニコンサートなど、多彩な催し物を開催しています。イベントの内容は、遊び場のスタッフが利用者から聞いたリクエストを元に企画しているそうです。
また、同建物内にあり、保育士が常駐する子育て支援施設「つどいの広場ひよこ」と連携しており、子育ての悩みや相談したいことがある利用者を案内してくれるのも嬉しいポイントです。
季節や天候を気にせず、子どもと一日中過ごすことができる「子どもの遊び場」。おもちゃの数も多く、子どもも保護者も大満足の施設です。リピーターも多いそうですよ!ぜひお子さんと一緒に足を運んでみてくださいね。
DATA
【子どもの遊び場 】
大館市上代野字稲荷台1番地1
ニプロハチ公ドーム パークセンター
TEL/0186-59-6633
営業時間/9:00~16:00
休館日/月曜日(祝日含む)、年末年始(12/29~1/3)
対象年齢/乳幼児~小学生(低学年)※保護者の同伴が必要。
利用料金/無料
駐車場/あり
HP