800年の歴史を持つと伝えられる鹿角市大湯温泉。古くは盛岡と鹿角を結ぶ来満街道の宿駅として栄え、不老倉鉱山や小坂鉱山で働く人々の保養地としても賑わいました。
現在は、十和田湖への観光の南側玄関口として人気の温泉地です。
温泉宿のほか、上の湯、下の湯、川原の湯、荒瀬の4つの共同浴場があり、豊富な湯量で温泉好きにも知られる名湯です。
ここ大湯温泉の新しい名所として2018年4月、秋田県内で32番目の道の駅として「湯の駅おおゆ」がオープンしました。
「縁が輪になる、大湯のえんがわ」が運営コンセプト。
建築家の隅研吾氏設計の、木目が美しい外観に目が奪われます。
大湯えんがわショップ
取り扱い商品は、地元や県内のお土産だけでなく、近隣の県や全国の素敵な商品がセレクトショップのように並び、県内や地元の人でもショッピングを楽しめます。
秋田県立大学木材高度加工研究所で作られた「円筒LVL (単板積層材)」を使ったユニークな内装も面白く、商品のディスプレイにも活かされています。
かつて大湯名物だった「大湯こけし」の生産は途絶えてしまいましたが、静岡県から取り寄せたこけしラムネ(300円)はお土産に人気の品です。
円筒LVLでディスプレイされた、今話題の秋田犬グッズの数々。
入手困難と言われる地元鹿角市、小坂町産のワインも。
道の駅といえば地元産の採れたて新鮮野菜です。
ここにもえんがわショップならではのこだわりが!サラダに、パスタにピッタリのチーズドレッシング(496円)も合わせてどうぞ。
大湯えんがわカフェ
「えんがわカフェ」は11:00オープン。
なかでも、希少な短角牛「かづの牛」を使ったメニューが人気です。
かづの短角牛贅沢バーガー(1,000円)
(写真のポテトセットは1,200円)
かづの短角牛サーロインステーキバーガー(ポテト付き3,000円)
土日祝日のみ1日限定5食!
鹿角市産カシスの特製ソフトクリーム(400円)
他にも魅力的なメニューがいっぱいで、何を選ぼうかあれもこれもと迷ってしまいます。
温泉足湯とじゃぶじゃぶ池
広々とした芝生の広場を眺めながら、大湯温泉の源泉100%掛け流しの足湯で疲れを癒やしましょう。えんがわカフェのソフトクリームを食べながらゆったり過ごすのもおすすめ!
すぐそばには、少しぬるめの「温泉じゃぶじゃぶ池」があります。少し肌寒い日でも、子どもたちが元気いっぱいに遊べますよ。
大湯えんがわ市
地元の人々に愛されている朝市。道の駅オープンに合わせ、大湯温泉街からこちらに移転してきました。
4と9の付く日の午前中に開かれています。
季節の新鮮な野菜、地元の山菜などが並びます。
名物白い大判焼き(1個120円)も朝市で。
秋田県民ならつい買ってしまうあのアイス。ジジヘラシャーベットヘラ盛りアイスはメロン味!
歴史ある温泉街に生まれた新しい道の駅。
地元の人々と、遠方から訪れるお客さまをつなぐ縁を大切にし、大きな輪を生み出す新たな観光スポットです。
※価格はすべて税込み。
【湯の駅おおゆ(道の駅おおゆ)】
秋田県鹿角市十和田大湯字中谷地 19番
0186-22-4184
営業時間
大湯えんがわショップ 9:00〜18:00
大湯えんがわカフェ 11:00〜16:00
大湯えんがわ市 4と9の付く日の午前中
https://yunoeki-oyu.jp/