人気の海外旅行先としてお馴染みの台湾。今年の4月からは、秋田空港と台湾桃園国際空港の定期チャーター便の就航が決定!火曜日と土曜日の週2往復で直行便が運航され、秋田からもますます行きやすくなります。
そこで、一足お先に台湾・台北へ行ってきました〜!あれこれ食べたくなる旅先ですが、まずは定番グルメから!友人とワイワイ食べ歩きしてきました。
王道をあの名店で!キングオブキングの小籠包
台湾グルメの王道、小籠包。ガイドブックでも数々の名店が紹介され、どこにしようか迷うところですが、今回は定番中の定番、鼎泰豊(ディンタイフォン)に行きました。 というのも、地元の人にオススメのお店を尋ねると、こちらのお店を挙げる方が多かったんです。日本にもあるし…という気持ちを抑えて、心を決めて向かってみました。
ニューヨークタイムズ紙で世界の人気レストラン10店に選ばれた鼎泰豊。台北市内に複数店舗あり、私たちが向かったのは台北101店。いつも行列ができているのですが、開店直後の11時過ぎとあってか並ばずに席へ。
美しいスタッフの皆さんは日本語もOKの多言語対応で、丁寧で気持ちの良いサービスを受けられます。またキッチンでは、たくさんの若い職人さんたちがものすごい速さで小籠包を作っていきます。1日に一体どのくらい作るのだろう…さすが人気店、作る量が凄まじい。
いよいよ小籠包!美しい!通常の小籠包のほかにトリュフ入り、蟹みそ入り、チキンの計4種をいただきました。最初の一口が、緊張するんです。どのくらい熱いのか加減を知らないから。エイヤっとアツアツのうちに口にほうばると、待望の肉汁ジュワー。あああ、美味しい。その美味しさに、みんな目を丸くしていました。エビチャーハンも美味しかったなぁ。
鼎泰豊では、どのお店においても安定した美味しさ、サービスを提供するための指導が徹底しているそう。友人が乳児のミルク用にお湯をお願いした時もとってもスムーズな対応で、ホスピタリティが隅々まで行き届いていました。
夜市をはしご!クセが強めのB級グルメに挑戦!
台湾のB級グルメの宝庫といえば、夜市。そこでまずは代表格である台北最大の士林夜市(シーリンイエシー)へ向かうことにしました。
熱気の中をみんなでそぞろ歩き。買い物もグルメも楽しめる一大観光スポットらしく、たくさんの人で賑わっています。大きいフライドチキンを食べて、ソーセージ食べて、射的をして、と楽しんでいたのですが…。
市場の地下にある美食街へ入ると雰囲気が一転。「何人?ここ座って」「何食べたい?あるよ、ここ座って」と強めのお誘いがノンストップでかかります。息つく暇を与えないマシンガントークに、完全に気持ちが引いてしまったので、早々に退散することに。でも、冷えた気分を抱えたままでは帰れない!とタクシーを走らせ別の夜市へ向かいました。
着いたのは、寧夏路夜市(ニンシャーイエシー)。ここはグルメ夜市と言われているそうで、地元の方もよく利用するんだとか。一本道でこじんまりとした夜市なので、ゆっくりできて子連れの方にもオススメです。
歩いていると、どこからともなく強烈な香りが漂ってきました。逃れられない鼻を突く香り。犯人は、臭豆腐(チョウドウフ)。とっても刺激的な発酵液に豆腐を漬け込んだもの。これまで避けてきた一品ですが、「意外とイケる」と言う友人もいて、その真意はいかに、と勢いで挑戦してみました。
香りに包まれながら待つことしばし、寡黙なお兄さんがチャチャっと作ってくれたのが、こちら。
厚揚げのような見た目に甘辛ダレ、そして漬け野菜の付け合わせ。食べてみると、あれ?匂いがあんまりしない。しっかり揚げられてカリカリ、カスカスになった豆腐はとっても薄味。と思ったらやっぱり出てくる、喉元から鼻へと吹き抜けてくる独特な香り。このクセある味わいには最後まで慣れることはなく、初心者にはちょっぴりハードル高めの食体験となりました。
(左奥が豚バラ肉を使った魯肉飯、手前がほぐした鶏肉がのせられた鶏肉飯)
ほかにも魯肉飯(ルーローハン)と鶏肉飯(ジーローハン)を食べ比べしたりと、食べ歩きを楽しんだ私たち。夜市をはしごすることで、いろんなB級グルメに出会えました。
美味しいグルメが溢れている台湾の旅。定番を巡るだけでも十分にその魅力を堪能できます。 定期チャーター便でさらに身近になる台湾へ、次の休暇は友人や家族と出かけてみませんか?