働きに出たいけれど、子どもたちの勉強も見てあげたい…なんて悩んでいるお母さんも多いのでは!? それならば自分で教室を運営すればいいじゃないか!と、自身のお子さんがまだ小さかった頃に学研教室を始めたという、学研じぞうでん教室の小松直美先生(以下小松先生)に、仕事と育児の両立について伺いました!
最初の頃はどのように育児と両立したのか教えてください!
始めたのは約20年前。最初は日数や教科も少なくして、自分の子どもたちの成長に合わせ徐々に増やしていきました。子どもが小さい頃は熱を出すこともありましたが、別室で寝かせながら仕事をしたことも。他のお子さんにうつしてはいけないので、マスクや消毒をするなど細心の注意を払う必要はありましたが、預け先がなくて困ったということはありませんでした。ただ、どうしても一時保育先と娘の相性が悪く、おんぶをしたまま採点をしたこともあります。小さな子どもがいても、生徒たちは気にしないというか、むしろ喜んで受け入れてくれました。それほど大変だったという思いはしていませんね、強いていえばスポ少・部活動の役員との両立が大変だったくらいかな(笑)。
困ったことがあったらどうしたらいいの?
何か分からないことがあればすぐに学研の事務局に電話します。それから毎月勉強会もあって、県内から30人ほどが集まり悩みなどをシェアします。先輩の先生たちに会うことでモチベーションも上がり、仲間同士で励まし合ったりアドバイスをし合ったりできるので、孤独じゃないということも大きなメリットです。小学生だけを受け入れていた当時は、「大人と会話していない…」なんて感じる時もあり、そんな時は仲間たちとの会話が随分助けになりました。「最初から何でもできるなんて思わず、子どもたちと一緒に成長していくんだから大丈夫」という言葉が、当時の私の背中を押してくれたことを思い出します。
教員免許がなくても大丈夫?
資格は仕事のプラスになりますが、必須ではありません。開室前に教材をひととおり解いて勉強しますし、始めてすぐに生徒さんがたくさん押し寄せるということもまずありませんので、一人ひとりと向き合い経験を積みます。私もどんなところに引っかかりがちなのかを身をもって体験し、指導の工夫をしてきました。字もキレイになりたくて、ひらがなの練習もしましたね。英語の発音が苦手、なんて人も大丈夫。電子教材を使って自分でも予習ができるので、そこでしっかりと覚えて指導に活かすことができます。
どんな時にやりがいを感じますか?
教室では子どもたちと交わす会話が何より楽しいんです。そしてそれまでは出来なかったことが、出来るようになった瞬間に立ち会うことも大きな喜びです。急に子どもの字がキレイになる、なんて日もあります。また、やる気がない日はどこか一つでもいいところを見つけて褒めてあげます。と言っても、何でも褒めればいいというものではありません。口先だけの言葉ではなく、本当に良いところを心から伝えます。時にはスキンシップを交えながら。そんな声がけがハマると、目の輝きを変え学習に取り組んでくれるのでうれしくなりますね。
塾の先生という仕事に興味を持った方にアドバイスを!
思ったら即行動です!ご主人やご家族の理解をもらうことももちろん必要ですが、やりたいと思ったなら即事務局に電話してみて欲しい。もしくは、まずは教室に自分の子どもを通わせてみるということもいいかと思います。学研教室の先生というお仕事は、勉強好きなことも大事ですが、相手の気持ちを分かる人であることが大切です。子ども相手のお仕事ではありますが、実は親御さんとのコミュニケーションも大事だったりします。とはいえ、人と接することが好きであれば大丈夫。自分の子育てのプラスにもなるし、たくさんのお子さんの成長を見守るやりがいのあるお仕事です。
せっかく働くのなら、楽しくて子育ての助けにもなるものがいい◎。そんな方にオススメの学研教室の先生というお仕事。少しでも興味を持ったら、ぜひ一度学研教室へお問い合わせしてみてください。
取材協力:学研じぞうでん教室
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