ほのかな灯りや自然にゆらぐキャンドルの炎は見ているだけでなんだか落ち着きます。これは、なんとなくそんな感じがする、という感覚だけでなく、科学的に証明されているリラックス効果があるからなのだとか。そんなキャンドルの奥深さに魅せられ、突き詰めて学んで行くうちに、自宅で教室を開くまでになったNoah Candle（ノアキャンドル）にお邪魔しました。

自分好みのキャンドルを作る楽しさ

蜜蝋や大豆由来のソイワックスなど天然素材のものを含め、何十種類もあるワックスが主な原料となるキャンドル。ベースになるワックスの種類や溶ける温度、それに加えるものによって、ツルツルとした質感にしたり、ザラザラとした仕上がりにしたりと自分好みに調節することができるのが最大の魅力です。力強くしたければ芯は太いものにするなど表現方法もたくさん！知れば知るほど、その楽しさにハマるのも頷けます。

気になるレッスンから始めてみよう！

Noah Candleでは、本格的に学べるコースレッスンの他、一日体験からできるレッスンが数多く用意されています。中でも一番人気はドライフラワーなどを詰め込んだ「ボタニカルキャンドル」レッスンです。材料になる種類豊富なお花を見ているだけで女子ならきっと、ときめきます！
「華やかな”ボタニカルキャンドル”は人気ですね。でも、自分で作ったキャンドルを燃やすのはもったいない！とおっしゃる方が多いので、レッスンによっては灯す用の簡単なものも作ってもらうこともあります。キャンドルは灯すことで、生かされます。生活の中にぜひ取り入れてリラックスタイムを作って欲しいです」。

生活の中にあったキャンドル

Noah Candleの森澤愛理さんは、横浜市出身。秋田出身のご主人と結婚し、ご両親の勧めで秋田市へと移り住みました。実家がキリスト教だったこともあり幼い頃から、キャンドルを灯すことは生活の一部のように当たり前だった森澤さん。
「秋田に来てからも、キャンドルを灯していたのですが、ある時テレビで女性キャンドル作家さんを目にし、自分でも作れるんだ！やってみよう！と思い立ちました」。
そう思うや否や、すぐさま本を読み漁り自己流でキャンドル作りを始めたそう。しかし、やればやるほど疑問が増え、実際に学びたい！と思うように。そこで、持ち前の行動力を発揮し、実家への帰省のタイミングを使って、横浜市にある“ベッキーキャンドル”で朝から晩までみっちり５日間、キャンドルの基礎を叩き込みました。さらにその後、講師資格を取得。

人気のキャンドル教室に

「横浜での5日間は本当に楽しかった。知りたかったこと、疑問だったことが次々に解決されていきました。学びたい！という意欲があっても秋田ではなかなかそのような機会や場所が少ないのが現状です。キャンドルに興味を持っている人のためにも秋田で教室を立ち上げよう！と思いました」と話す森澤さん。学びの場を提供するために、2年前に自宅の一室を教室にし、ホームページを開設。作品などをSNSで発信したところ、それを見た方や口コミで噂を聞きつけた方などが訪れるようになり、今では予約が取りづらい人気教室になりました。

モットーは、人生を”愉しむ”こと

「教室にいらっしゃる方は、おしゃべりを楽しみたい人、本格的に学びたい人など想いは様々ですが、楽しんで作ってくださることが一番です。私自身、何よりも“愉しむ”ということが人生の目標なんです。どうせやるなら“愉しく”。秋田での生活を“愉しんで”過ごしたいと思っています」。

12月は、予約の残数が残りわずか。1月中は、都合により教室はお休みとなっています。気になる方は2月以降のご予約がおススメです！また、森澤さんの作品を購入されたい方は、オンラインショッピング、お取り扱い店にてお求めを！
もうすぐクリスマス。キャンドルの灯りでゆったり過ごしながら、１年を振り返る時間を作るのもいいかもしれません。