お盆が過ぎ、夏の終わりを感じるこの頃ですが、まだまだ暑い日もありますね。今年5月に北秋田市鷹巣にオープンした「Cafe l’école(カフェ エコル)」は、落ち着いた雰囲気の店内で、昭和を感じる昔懐かしの喫茶メニューが食べられるお店。ソフトクリームを使ったパフェやかき氷も人気です。
鷹巣駅から商店街を徒歩5分ほど行くと、学校の上に風見鶏が描かれたロゴマークの看板のお店が見えて来ます。地元で長年人気の喫茶店だった「リラ」があった店舗に、大森光信さん、則子さんご夫婦が新たなオーナーとなり、Cafe l’écoleがオープンしました。女性シェフが厨房を切り盛りし、お昼のランチ、洋食メニュー、夜のパブメニューまで幅広いメニューが揃います。
リーズナブルで人気のランチはいろいろ付いて850円
ランチはパスタと日替わり定食から選べます。サラダ、スープ、小鉢、デザート、ドリンクが付いて850円とリーズナブル。パスタは3種類から選べ、定食はハンバーグ、唐揚げ、カレーなどが日替わりで登場します。お昼時には女性の集まりや、OL、サラリーマンで賑わい、カウンター席もあるので、一人でも食事がしやすい雰囲気です。
看板メニューはジンジャーとスパイス香る「エコル カレー」
お店の名前が付いた自慢のカレーライスは、ニンニクと生姜が効いてスパイシーながら、甘すぎず、辛すぎないマイルドなカレー。子どもからご年配まで食べやすく、美味しい味わいで人気です。
昔懐かしい喫茶メニューも魅力
ランチ以外はカレーの他、オムライス、ナポリタン、エビピラフなど、昭和の喫茶店の定番メニューが食べられます。デザートやドリンクもまた、手作りプリン、メロンソーダ、コーヒーフロート、バナナジュースなどの懐かしいメニューが揃います。
ソフトクリームを使ったデザートも魅力
ミルクを感じるさっぱりとしたソフトクリームも人気で、単品で持ち帰りもできます。パフェにもこのソフトクリームが使われ、美味しいと評判です。夏季限定のかき氷は、いちご、メロン、ブルーハワイ、抹茶の4種類。練乳、ソフトクリーム、あずきがトッピングできます。
店名の「 l’école(エコル)」はフランス語で学校の意味。「コーヒーやスイーツが手軽に安く買える時代ですが、それでも、喫茶店でゆっくりと誰かと談笑することや、食事をするひとときは格別だと思うんです。みんなが気軽に集まって楽しめる場所にしたいという想いから、店名を決めました」と奥様の則子さんは言います。シンプルで懐かしい定番の料理と、気取らず居心地の良い店内は、ご年配の方から、学校帰りの学生まで、幅広い年代の人たちが集まる場所となっています。私も、たまには両親を誘って訪れたいと思うようなお店でした。
※価格は全て税込。