今、赤ちゃんの子育て真っ最中のお母さん。スマホで「○ヶ月　寝ない」とか「ミルク　いつから」とか検索しては、日々悩んでいませんか？
今、おなかに赤ちゃんがいるお母さん。わからないことだらけで、産後の生活がなんとなく不安になっていませんか？
秋田市にある子ども子育て応援ハウス「Growing up」は、そんな全てのお母さんが頼れる場所です。

産後デイサービスって？

Growing upでは、朝から夕方まで赤ちゃんをスタッフが預かり、お母さんの心と体を整える産後デイサービスを行っています。お母さんはひとりでゆっくりお風呂に入ったり、しっかり睡眠をとって疲れを癒したり、アロマトリートメントや母乳ケアで体のメンテナンスができます。下の写真のように、お母さんのことを考え抜かれたお部屋でサービスを受けることができるんです。
そして、産後デイサービスに含まれるメニューの中で、体のケア以上に満足度が高いのは心のケア、育児相談です。

育児相談って？

子育てしていると、毎日が「どうしたらいいの？」の連続です。おっぱいは足りているか？うんちが出ないのはなぜ？上の子が赤ちゃん返りしてる…などなど。SNSや子育てサイトで、「誰かの答え」は至る所に落ちているけど、スマホを閉じた後も不安は消えません。
Growing upのスタッフは、助産師、看護師、心理士、保育士、栄養士、調理師‥子育てに必要なスキルを持ったプロの女性たち。相談に対して、「一般的にどうか」ではなく「この子にとって」「あなたにとって」ベストな解決策を親身になって考えてくれます。
例えば「離乳食を食べてくれない」という相談。食べない要因は、食事内容？咀嚼力と合ってない？形状？ミルクとのバランス？など、様々な角度から一緒に解決策を探してもらえます。
相談内容は育児に関することならなんでもOK。お母さん自身の体のこと、赤ちゃんの生活や発育のこと、お父さんやおじいちゃん、おばあちゃんとの関係のこと…。
育児相談をしたお母さんたちの多くは「子育ての喜びを再確認できた」と感じるそうです。

すべてのお母さんに届けたいサービス

ここまで読んで「私にはそんなの贅沢すぎる‥」と思ったお母さん。実は、このサービスは母子保健法の改定で国が「子育てを家庭の中だけで行う今の社会を変えよう」という考えで取り組んでいる事業なんです。そのため、お住まいの市町村（※）からの補助金を使ってサービスが受けられます。産後デイサービスの料金は、18,000円相当のコースが補助金を使うと1,800円（非課税）です。
※秋田市、潟上市、男鹿市、にかほ市、井川町、五城目町が補助金対象地区です。補助金を利用する場合、サービス申し込みは、各市町村窓口へ。詳細はGrowing upホームページへ

お母さん、充分頑張っていますよ

代表の作左部紀子（さくさべのりこ）さんは、看護師、認定心理士の資格をお持ちです。小児科などの臨床経験の中で、相談できる場所がなく、疑問や不安を抱えたまま苦労しているお母さんたちをたくさん見てこられたそうです。たったひとりで頑張るお母さんを支えたいという強い思いを、作左部さんの言葉に感じました。
穏やかな笑顔からも優しさが伝わってくる作左部さんですが、経験の深さと多様さからか、お話しているだけで心がいつの間にか無防備になってしまいます。取材中だというのに「お母さん、充分頑張っていますよ」という言葉に、涙がこぼれてしまいました。私と同じように、お話しながら泣いてしまうお母さんたちも、たくさんいるそうです。

産後デイサービス以外も

その他に、子育て応援サロン、離乳食教室、ベビーマッサージ教室、子育て学習会など、さまざまなイベントも行っています。開催日はInstagramやFacebookでチェックできます。
また、産後デイサービス以外でも、育児相談やおっぱいケア、アロマトリートメントなどのサービスを単体で受けることも可能です。

子育てをひとりで頑張る時代はもう終わりです！Growing upで「お母さんになれて嬉しい！」「子育てって楽しい！」という気持ちをを再確認しましょう！