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おでかけ

〈仙北市〉県内旅行でゆっくりくつろぎたいなら、貸切宿「和のゐ 角館」に決まり!

今年も残り2ヶ月ほどですね。秋の行楽シーズン、年末年始のお休みに出かける旅行先は決まっていますか?コロナ禍で、近場で旅行を楽しむ「マイクロツーリズム」が人気の今、秋田県内の方におすすめなのが、仙北市角館町にあるホテル和のゐ 角館(わのい かくのだて)です。

(和のゐ 角館の「反物蔵」玄関。写真提供/東日本旅客鉄道株式会社  秋田支社)

一棟貸切!土蔵をリノベーションした貸切宿は全3棟

武家屋敷で有名な小京都「角館」にある和のゐ 角館は、JR東日本グループが展開する一棟貸切のホテル。街に点在する歴史ある蔵をリノベーションした宿として、県内外から人気です。宿は「西宮家 武士蔵」「西宮家 ガッコ蔵」「反物蔵」の3棟。

(「西宮 武士蔵」。西宮家の先祖が高名な武士であったことから名付けられました。写真提供/東日本旅客鉄道株式会社  秋田支社)

▶︎西宮家 武士蔵
建築年代/1919年(大正8年)
広さ/150㎡
利用人数/2名から6名まで

(「西宮家 ガッコ蔵」。ガッコ(漬物)を貯蔵する蔵でした。写真提供/東日本旅客鉄道株式会社  秋田支社)

▶︎西宮家 ガッコ蔵
建築年代/1919年(大正8年)
広さ/101㎡
利用人数/2名から4名まで

(「反物蔵」。もともと反物屋だったと言われています。写真提供/東日本旅客鉄道株式会社  秋田支社)

▶︎反物蔵
建築年代/江戸時代末期
広さ/186㎡
利用人数/2名から6名まで

「一日中角館を楽しむために、特別な宿泊体験を!」と計画された「和のゐ 角館」。各蔵とも2階建てで、なんと延床面積100㎡超え!大人数でもゆったり泊まれます。広い寝室、囲炉裏を設えたダイニングルーム、贅沢なバスルームなどこだわり抜かれた空間で、1蔵を貸し切って利用できるという特別感を感じられるのがうれしいポイント。

角館の街並みまで徒歩1分!反物蔵を見学

今回、特別に反物蔵を見学させていただきました。中に足を踏み入れると、当時の暮らしにタイムスリップしたような感覚になります。

(蔵の中は、反物をモチーフにしたインテリアが散りばめられていて、雰囲気あり!)

1階には、大きな囲炉裏をぐるりと囲んだダイニングテーブルもあるので、宿の雰囲気を味わいながら、角館の街のおいしいものを持ち込んで食べても楽しそう。貸切だから周囲を気にせずくつろげるので、家族にもおすすめです。

(白岩焼きの湯呑みなど、随所にこだわりが見られるカウンタースペース)

そして、お楽しみはこちらの豪華なお風呂!大きくまあるい陶器風呂で、自宅では味わえない極上のバスタイムを過ごせます。

階段で2階に上がると、シモンズ社製のふかふかベットが3台。4人以上の場合は、追加でお布団も用意してくれます。このほか、フリーWiFiやテレビ、アメニティなども充実していて、古い建物でも何も不便はありません。

(大きな梁や柱は、当時のまま!)

(2階にもくつろぎのローテーブルセットが。晩酌したい!)

(朝食付きプランを選ぶと、お弁当スタイルのお重を運んで来てくれます。写真提供/東日本旅客鉄道株式会社  秋田支社)

そして、反物蔵の大きな魅力の1つが、角館の武家屋敷通りが目の前にあること。実際に反物蔵から武家屋敷通りを通り、桜並木で有名な桧木内川までゆっくり歩いてみると徒歩10分圏内でした。おしゃれなカフェやスイーツのお店、お土産物屋さんなどが目白押しで、散策が楽しいエリアです。

ちなみに、チェックインとチェックアウトは、角館駅前にあるホテルフォルクローロ角館で行います。車で送迎もしてくれるので、電車で来ても安心です。

歴史と自然があふれる角館を思いっきり楽しもう!

角館は、武家屋敷群や寺社仏閣などの歴史、桧木内川や抱返り渓谷などの自然が両方とも豊かな地域です。観光コンテンツが盛りだくさんなので、一日中楽しめますよ。

(紅葉が美しい抱返り渓谷。写真提供/田沢湖・角館観光協会)

(冬の武家屋敷。写真提供/田沢湖・角館観光協会)

宿の中であきた舞妓やわらび座の上演をするプランや、クリスマスなど季節に合わせた特別なプランも用意されています。詳しくはホームページへ。価格帯は一人約2万円ほど(時期により変動。幼児は布団・食事なしで無料)とハイクラスですが、シティホテルとはまた一味違った非日常空間を楽しむ時間を過ごせると考えると、とても割安です。角館をゆったり観光したり、特別な宿泊体験をしたいなら、家族やお友だちグループで思い存分楽しめる「和のゐ 角館」で決まりですね!

DATA

【和のゐ 角館】
秋田県仙北市角館町中菅沢14(フロントカウンター:ホテルフォルクローロ角館)
電話番号/0187-53-2774
チェックイン/15:00~19:00
チェックアウト/10:00
駐車場/無料、各館2台
ご予約はホームページから

キーワード

秋田県内エリア

Writer

平元 美沙緒

平元 美沙緒

徳島生まれ、秋田市在住。一児の母。まちづくり、子育て、クラフト、農村、伝統建築に興味のアンテナあり。まちづくりに関する話し合いの場の進行・企画を行うまちづくりファシリテーターでもあります。おしごとブログ
http://section-a.jugem.jp/

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