「白瀑」「山本」などの銘柄で知られる八峰町の老舗酒蔵・山本酒造店が、第二の醸造蔵に併設した「LABO and CAFE YAMAMOTO(ラボアンドカフェヤマモト)」。白神山地の里山を思わせるハイセンスな空間で、ゆったりと上質な時間を過ごせるカフェです。
また、「ラボ=実験室」の名前の通り、市場に出ていない試験醸造のお酒の試飲ができるという、「山本」ファンにはたまらないサービスも提供しています。
日本酒好きはもちろん、お酒が飲めない人や子ども連れでも楽しめますよ!
白神山地の雰囲気を取り入れた贅沢でハイセンスな空間
秋田杉を惜しみなく使った天井に、明るく日当たりのよいゆったりとした空間。あえて酒蔵らしさを取り入れていない開放的な建物は、能代市出身の建築家が手がけたものです。
窓の外に広がる庭には、白神の清冽な水が流れる池と、里山に生息する植物たち。白神山地の雰囲気をたっぷり感じながら、贅沢なカフェタイムを過ごせます。
意匠を凝らしたL字型の店内は、どの席に座ってもそれぞれの良さがあります。
蔵元・山本友文社長の一番のお気に入りは、奥にある一人掛けの席。低い位置に設置された窓から、お庭をじっくり堪能できます。
店内には、木のおもちゃを置いたキッズスペースも。子ども連れも安心して過ごせます。
未発売のしぼりたて日本酒を飲み比べ
山本酒造店の「実験室」として、まだどこにも売っていない試作のお酒を飲み比べできるLABO and CAFE YAMAMOTO。日本酒テイスティングセット(2,000円)は、その時々で違う3種類のお酒(各100ml)が楽しめます。お客様からの反応がよかったものを商品化することもあるそうです。
量り売り用の専用ボトルも販売しているので、気に入ったお酒は購入して持ち帰ることもできます。
お土産には、ここでしか買えない「ゴージャス」と「セクスィー」の2銘柄がオススメ。ユニークなネーミングも気になります。
コーヒーやラテなどのカフェメニューも充実
「質の良いものを楽しんでもらいたい」という考えから、カフェメニューにも吟味した材料を使用しています。
日本で入手できるコーヒー豆の中で一番ハイグレードなものを使用しているという、カフェラテ(730円。マカロンセットは1,030円)。
スティックシュガーやガムシロップはオーガニックのものを使用。ミルクも植物性のポーションクリームではなく、生乳由来の生クリームを提供しています。
優しい甘さのほうじ茶ラテ(730円。マカロンセットは1,030円)。
紅茶や緑茶、ほうじ茶は、すべて国産の有機栽培の茶葉のみを使用。ほっとする味わいです。
2杯目のドリンクは300円引きという、嬉しいおかわりサービスも。おかわりは1杯目と違うドリンクでもOK。アルコールを注文した場合でも対象になります。
「ピエール・エルメ・パリ」とコラボしたオリジナルマカロン
カフェドリンクと一緒にぜひいただきたいのが、ピエール・エルメ・パリのマカロン(店内飲食:1個385円)です。このマカロンを常設で販売しているのは、LABO and CAFE YAMAMOTOが東北初なんです!
なかでも、山本酒造店の酒粕を使用したクリームを挟んだオリジナルマカロン「シラカミ」は、ここでしか食べられないスペシャルな一品。サクッと軽い食感の生地に、酒粕の香りがよく合います。アルコール0%なので、子どもや運転する方でも安心です。
専用化粧箱入りの持ち帰りセットも人気。マカロンを買うためだけに足を運ぶお客さんもいるそうです。
贅沢な空間でゆっくりと過ごすひととき
JR五能線東八森駅から徒歩5分の立地なので、電車の時間に合わせてのんびり旅気分で訪れる方や、日本酒テイスティングを目当てに海外から訪れるお客さんもいるそうです。
「まるで都心にあるようなオシャレで居心地のよいカフェが、八峰町という静かな町にあるからこそ大きな意味がある」と話す山本社長。近々、八峰町内に古民家をリノベーションした宿泊施設をオープンする予定だといい、宿泊と連携したサービスの提供を進めていくそうです。
仲間と日本酒のテイスティングを楽しむもよし、コーヒーやラテでほっと一息つくもよし。ゆっくりと時間が流れる店内で過ごす上質なひとときは、日々の忙しさを忘れさせてくれます。
※価格はすべて税込です。
DATA
【LABOandCAFE YAMAMOTO】
山本郡八峰町八森字八森13-1
TEL/070-1146-9430
営業時間:10:00~16:00 (L.O.15:30)
定休日/火・水
駐車場/あり
HP https://laboandcafe.yamamoto-brewery.com
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※キャッシュレス決済のみ