小さなお子さんのいるお母さん、子どもと一緒に遊んでますか?楽しんでいますか?能代・山本地域で親子で楽しめるイベントや講座を企画している田中真理子さんは、ベビーマッサージ講師、子育サポートグループ「ちゅちゅ」の代表や、ハンドメイドグループ「プチラボ」の代表を務めるバイタリティあふれるパワフルお母さん。その取り組みについて詳しく聞いてきました。
子どもが産まれてから夢が持てた
6才と4才の女の子のお母さんでもある田中さんは、長女の誕生をきっかけに赤ちゃんとお母さんのコミュニケーションとして注目されているベビーマッサージに興味を持ったそう。「今まで自分には何もないと思っていたけど、はじめてこの資格を取ろうという夢ができた」と、まだ6ヵ月の娘さんを連れて仙台まで行き、根性で講師の資格を取得。地元能代の子育て支援センターなどで講師を始めました。
「20年後、この子たちが親になった時に、自分の温かい記憶を子どもに伝えられる人になってほしい」と、育児で忙しい毎日を過ごすお母さんたちに、赤ちゃんと触れ合う時間の大切さを教えています。
「ここで子育てできてよかった!」と思えるような地域にしたい!
田中さんはベビーマッサージ講師として活動する中、同じ講師や子育て中のお母さんたちが集まり、能代・山本子育てサポートブループ「ちゅちゅ」を結成。地域の子育てに関する情報を集めたポータルサイトの運営や、親子で楽しめるイベントを開催しています。
子育てしながらブラスバンド活動を続けているすくすくブラスとちゅちゅがコラボレーションし、生演奏を前に踊ったり、絵本の読み聞かせを親子で楽しむイベント「ナマオト親子音楽会&おはなし会」を開催。
「音楽でコミュニケーション♪〜色んな楽器を楽しもう〜」では、音楽療法教室の講師を招き、歌ったり踊ったり、リトミックを体全体で楽しんだり。
「親子でチアダンス講座」では、ダンス教室の先生が指導。女の子中心に集まり、運動後のランチ会を楽しみました。年間を通して親子が一緒に楽しめるさまざまなイベントを開催しています。
ハンドメイドのクオリティの高さから販売を決意
妊娠・出産後や、旦那さんの転勤があるお母さんは外で働くのがなかなか難しいものです。そんな時、ハンドメイドが得意なお母さんたちの作品のクオリティの高さに驚き、これは売れるのではないかとハンドメイドグループ大人女子部プチラボを立ち上げました。人形の服や赤ちゃんのスタイ、子ども向けのアクセサリーなどの販売を開始。イベントやフリーマーケットなどに出店すると、同じ子育て世代から人気を得て、出品したお母さんたちも利益が出て喜んでいるそう。
親子が一緒に楽しめる時間はあっという間だから
「子どもの誕生が、自分の好きなことに気づかせてくれた」という田中さん。最近では絵本の読み聞かせ養成講座を受講したり、パステルアートの講師の資格を取得。さらに子ども食堂の手伝いボランティアなど、さらに活動の場を広げています。
小柄でほんわかした印象の田中さんですが、幼い子どもを育てながらでもパワフルに行動する姿に「子育てしながら一緒に楽しめばいいんだ。好きなことをやっていいんだ」と気づかされます。働きながら育児をしているお母さんも、土日のイベントなどで親子で一緒に楽しむ時間を大切にしたいですね。
田中真理子さん
秋田市出身、能代市在住。
ベビーマッサージ教室「おひさま」代表
能代・山本子育てサポートブループ「ちゅちゅ」代表
大人女子部「プチラボ」代表
能代市、北秋田市、八峰町等の子育て支援センターや
カフェなどでさまざまなイベントを企画・開催中。
田中さんのFacebook https://www.facebook.com/profile.php?id=100008858832910
ちゅちゅのホームページ http://chuchunoshiro.com/
ちゅちゅのFacebook https://www.facebook.com/chuchu.noshiro/
プチラボのFacebook https://www.facebook.com/otona.petit.lab/
プチラボのネットショップ https://petitelabo.theshop.jp/