TOP

心身ともに輝ける未来を!身体の女性らしさや、自分の時間を持つ素晴らしさを伝えるインストラクター

美姿勢トーニング認定講師・手帳ライフコーディネーター 後藤 明代 さん

日々の生活に追われていると、新しいことを始めるのが面倒になりがちですが、今回の「今月のCLOSE UP ! WOMAN」は、なんとも軽やかにご自身の歩む道を見つけてきた女性の登場です。後藤明代さんは、現在「美姿勢トーニング認定講師」と「手帳ライフコーディネーター」そして「フリーパーソナリティー」の3つの顔をお持ちで、地元・湯沢市を始め、秋田県内外で活躍しています。それぞれの職業との出会いや魅力などについてお話を伺ってきました!

興味のあることに果敢にチャレンジ

— 初めてのご職業は音楽講師だったということですが、ラジオパーソナリティーになったきっかけは?

後藤 幼い頃からずっとピアノとエレクトーンを習っていましたので、音楽講師になるのは自然な流れだったのですが、ある頃から「外の世界も見てみたい!」と思うようになったんです。そんな時にラジオでパーソナリティーを募集していたので、自分の適性も考えず武器もないのに、「いろんな人に会えるかも!」という思いだけで応募しました(笑)。機械の操作もすべて自分で行いますし、取材をしたりとさまざまな刺激をもらえますので、今はライフワークになっています。

— そこからどうやって「美姿勢トーニング」というトレーニング法に出会ったのでしょうか?

後藤 音楽講師として、音楽を軸にした健康指導を行う中高年向けのクラスを受け持つことになったんです。私はもともと小中高と運動部だったので、自分の体を動かすことはできるけれど、実際に指導してみたら人に伝えるのはまだまだだなと。そこで身体の仕組みに興味を持ち、いろいろ試した中で出会ったのが、美姿勢トーニングだったんです。

— 美姿勢トーニングの特徴や効果はどんなものですか?

後藤 「トーニング」とは「整える」という意味です。骨盤底筋を中心に鍛えて身体を整えるという、女性特有の身体の特性を活かした伸長性のトレーニングで、年齢とともに縮まろうとする身体を心地よく伸ばします。体幹が鍛えられますし、加齢とともに悩みがちな尿もれや下腹ぽっこりを解消できるのが特徴ですね。あとは猫背や姿勢が悪い方にも効果が見込めます。

私自身、「まずは自分の体を整えよう」と月に1回、3カ月連続で東京に通い、その間自宅でもトレーニングを続けたところ、一番大きな変化として夜の経血量が減ったことに驚きました。友人たちに「女性の身体には絶対必要だ!」と熱弁をふるいましたね(笑)。その後、東京の先生の講師養成講座からお声がかかり、一期生として学びました。

身体だけでなく内面も魅力が増すように

— レッスンはどのような流れですか?

後藤 レッスンは月に1回で、まずは座学で身体の仕組みを学んだり、なぜそのようなレッスンを行うのか、ということを説明します。そして初回ではウォーミングアップのような感覚で基礎を教えます。その後、受講した皆さんに毎日の暮らしの中でトレーニングを継続していただき、2回目以降はさらに深めたい方に向けて、トレーニングの種類を追加していきます。一度にたくさんのことを詰め込んでも継続が難しくなりますので、まずは基礎からしっかり教えるようにしています。

— 受講された生徒さんにはどのような変化が見られますか?

後藤 生徒さんは30〜40代がメインで、自分のことに時間や気を使ってこられなかったという人が多いのですが、美姿勢トーニングを通して自分自身を大切にできるようになると、気持ちの面でも変化が見えて魅力が増してくるんですよね。それまで加齢のせいにして諦めていたことでも、改善できる喜びを知るんです。そういう変化が見えると私までうれしくなりますね。

若い時は短期間に体重を落とすことができましたが、この年代になるとぜい肉は力技ではどうにもなりません。トレーニングを持続させることが大事。私自身も、背中やおへその下のぜい肉が落ちましたし、お尻も上がったと言われるようになりました。

鈍感力が導いた手帳ライフコーディネーターへの道

— そこから次は、「CITTA式手帳ライフコーディネーター」という道も加わりました。

後藤 もともと手帳が好きだったんですけど、美姿勢トーニング認定講師となってフリーランスの活動をする際に、こだわって探して出会ったのが「CITTA手帳」でした。この手帳の使い方を学ぶ講座があることを知り、面白そうだと講座を受けに仙台に行ったのが、CITTA手帳の考案者・青木千草先生との出会いです。

今まで見たこともない手帳の使い方と、興味深い講座の内容にとても驚いて、そのことを友人に話したりブログで発信していたら、周りにCITTA手帳ユーザーが増えてきて。そこで「千草先生をみんなにも会わせたい!」と先生を秋田に招致したのですが…。

滋賀在住の千草先生は、当時東北での活動を考えておらず、数回やんわりと断られていたのに、それに気づかない私はアタックし続けたんですね(笑)。その私の本気度が先生に伝わって、講師養成講座に声を掛けていただいたのが始まりです。先生からは私の鈍感力を褒められました(笑)。

未来を予約することで自分の時間を確立する手帳

— CITTA手帳と普通の手帳の違いはどういうところですか?

後藤 このCITTA手帳は、“決まった予定を書く”という従来の手帳の発想を変えて、“未来の予定を予約する”ものとして活用するところが、一番の大きな特徴です。自分のやりたいことをやるために、時間をいかに自分軸で使えるか、という点に主眼を置いているんですね。

そのために大事な作業となるのが、毎月記入する「ワクワクリスト」。自分がワクワクすることやテンションの上がることを54個書き込んでいくのですが、それをいつ実現するのかを計画立てて、自分の心とミーティングする感覚で、予定を手帳に落とし込んでいくのが醍醐味の一つなんです。


(CITTA手帳の使い方の詳細はこちら!)

— 54個は多いですね!

後藤 私も始めは5〜6個ぐらいしか書けませんでした。でも一つの項目を細分化していくと意外と書けるんですよ。その月に達成できなくて翌月に持ち越すこともあるのですが、私は3カ月で棚卸しして項目を見直すようにしています。そうすると、「これをやるのは今じゃない」とか「周りに影響されただけで、自分が本当にワクワクすることじゃなかった」などが見えてくるんです。

千草先生はヨガ講師なのですが、この手帳もヨガ哲学に基づいて作られています。ヨガが“ぶれない心を手に入れる”メソッドなら、CITTA手帳はその哲学に基づいた上で、“見えない時間を自分の手の中に持つ”という感覚を得られる手帳ですね。

— 「あれをやっておかないと」というのとは違うんですね?

後藤 生徒さんでも、“ワクワクすること”と“やらなくちゃいけないこと”を混同してしまう方もいるのですが、そういう時はその義務感を楽しみに変えられる方法を伝えています。そうすると、漠然と心を占めていた義務感から解放されて、気持ちと時間の切り替えができるようになるんですね。

自分の時間を可視化できたことで、自分が本当にやりたいことに気づけたり、実際に行動を起こすスピードが上がるなど、変化していく生徒さんも多いですよ。

秋田を拠点にしながら、必要とされる場所へ飛び回りたい

— お子さんはお母さんの活動について何かお話しされますか?

後藤 娘は12歳になるのですが、普段私が寝る前にトレーニングしていても何も言わないのに、お風呂でポソっと「お腹すっきりしたね」と言ってくれたりします(笑)。

それから、私は手帳に向き合う時間を決めているので、その時は集中させてほしいと娘に話しています。そうすると「お母さんにも自分の時間があるんだな」ということが伝わりますし、私も子どもが遊びに集中している時は、むやみやたらに「宿題して」などと言わないように心がけています。

— これからの人生の目標や夢を教えてください。

後藤 まずは少しでも多くの女性に、美姿勢トーニングとCITTA手帳の素晴らしさを広めていきたいと思っています。

私は幼少期に親の転勤で2〜3年おきに引っ越していて、当時はそれが嫌だったのですが、今となって実はそれが性に合っていたのか、旅をするように仕事をしたいと思っているんです。居心地のいい秋田に拠点を持ち、日々の暮らしを大切にして命の充電をしながら、必要とされる場所にはどんどん飛んでいって仕事をしていきたいですね!

取材中の「興味を持ったら体験しないと気が済まなくて。そこから合うか合わないかを判断しています」という後藤さんの言葉が印象的でした。つい自分のことが後回しになるa.woman世代の読者には、どちらも興味深い講座だったのではないでしょうか?フットワーク軽くチャレンジすることの面白さを教えていただいたインタビューでした!

撮影協力:雑貨&カフェ カーリタース

【後藤明代さんプロフィール】
湯沢市出身、横手市在住。美姿勢トーニング認定講師、手帳ライフコーディネーター、フリーパーソナリティー。23年間のヤマハシステム講師時代に、音楽を軸にした中高年の健康指導クラスを受け持つ。そのつながりで「美姿勢トーニング」との運命的な出会いを果たし、音楽講師を退任してフリーランスの道へ。2000年から始めた「FMゆーとぴあ」でのフリーパーソナリティー業はライフワークとなっている。現在は「“今すぐ動ける”あなたになるための手帳ライフコーディネーター」としても活動中。一女の母。
後藤明代さんブログ


【後藤さんからプレゼントのお知らせ!】
今回なんと後藤さんから読者の方1名に、青木千草さんの著書「時間がなくてもやりたいことがすぐに叶う!CITTA式 人生が輝く手帳タイム(KADOKAWA発行)」をプレゼント!プレゼントご希望の方は、こちらのa.womanお問い合わせにメールでお申し込みください。文頭に「CITTA手帳本・プレゼント希望」と明記し、続けて氏名住所電話番号を必ずご記入の上、送信ください。
応募締め切り:2018年11月30日(金) ※当選者の発表は商品の発送をもってかえさせていただきます。

Writer

熊谷 清香

熊谷 清香

地元タウン誌や広告代理店勤務を経て、フリーランスで企画・編集・取材・インタビュー・ライティング等をしています。中高生の母。秋田市出身。

関連記事

限界集落をワクワクするまちに。日に日に幸せを実感する大阿仁での暮らし

new

限界集落をワクワクするまちに。日に日に幸せを実感する大阿仁での暮らし

ワタシの台所へようこそ。お腹いっぱいの幸せを届けたい

ワタシの台所へようこそ。お腹いっぱいの幸せを届けたい

「いいな」と思うものはみんなで共有したい。人が集まるお菓子屋さんは、人を輝かせる天才

「いいな」と思うものはみんなで共有したい。人が集まるお菓子屋さんは、人を輝かせる天才

鹿角の自然が生み出す豊かなエネルギーを、地元に還元したい!

鹿角の自然が生み出す豊かなエネルギーを、地元に還元したい!

【新春特別対談】食と育児のプロに聞く「子どもの食にとって大切なことは?」

【新春特別対談】食と育児のプロに聞く「子どもの食にとって大切なことは?」

仕事第一だった私が育児の壁に激突!娘が教えてくれた「人を知る」ということ 

仕事第一だった私が育児の壁に激突!娘が教えてくれた「人を知る」ということ