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お母さん

〈大館市〉助産院イスキアは、妊娠中〜産後のお母さんの強い味方☆

妊娠中&産後のお母さんは、赤ちゃんを迎えて幸せいっぱいな反面、不安もたくさん抱えています。
「妊娠中の準備や心構えはどうしたらいいのかなぁ?」「ちゃんと産めるかな…。痛みに耐えられなかったらどうしよう?」「赤ちゃんが泣いてばかりで全然寝てくれない。オムツ替えておっぱいもあげたのに、どうして?」

妊娠・出産はお母さんにとって一大事。環境が大きく変わるだけでなく、ホルモンバランスの変化でマタニティブルーや産後うつになりやすく、急に涙が止まらなくなったり、落ち込んだり、心が不安定になることもあります。そんなお母さんたちに寄り添い、楽しく子育てができるよう支援をしているのが大館市にある「助産院イスキア」の助産師・菅原光子さんです。

お産はハードルのひとつ。産後はまた次のハードルがある

(相談に訪れたお母さんと、柔らかい笑顔でお話する菅原さん)

菅原さんは、東北で初めて「国際認定ラクテーション・コンサルタント(IBCLC)」の資格を取得した助産師です。IBCLCは、母乳育児支援や乳児栄養支援を行うための専門的な知識とスキルを持つヘルスケア提供者。菅原さんはそのスキルを生かして、育児に関する個人相談や、妊婦さん向け・乳幼児を持つお母さん向けなどテーマに沿ったお話し会、授乳や栄養に関する出張相談といった幅広い支援を行っています。

「お産は大きなハードルですが、それを乗り越えるとすぐ、育児という次のハードルがあります。そのことを産む前にイメージできて、ある程度準備のできた状態で育児を始められるといいですよね」
菅原さんが目指しているのは、ひと昔前の“産婆さん”。出産のその時だけでなく、母子の家族関係まで含めた産前産後のケアを行い、心身両面からお母さんをサポートする存在です。

(講座の中で、赤ちゃんのお世話について、体の構造を図解しながら説明してくださいます)

100組の親子がいたら、育児も百通り。「『こうでなくてはいけない』ではなく、『こんな方法もあるし、あんな方法もあるよ、今はこれができているからプラスしてこれをやってみたら?』と、お母さんと赤ちゃんの状況を見ながら寄り添うことが支援だと思います」と話す菅原さん。

よく、悩んでいる人に対して「今だけだよ」「母乳育児にこだわらなくてもいいんだよ」などと声をかける人もいますが、「子どもの成長とともにいずれ解決するにしても、お母さんは“今”悩んでいるんです。だから、今、何ができるかを一緒に考えないで上記の言葉を言われてしまうと、お母さんは突き放された気持ちになってしまいます」

母乳だけでも、混合でも、人工乳でも、赤ちゃんの栄養の悩みが多いのだそう。「ミルク量はどのくらい?」「母乳は飲めているのかしら?」など、お母さんができる栄養方法を一緒に考えるのが菅原さんのスタイルです。

妊娠中〜産後のワンポイントアドバイス♡

菅原さんに、産前産後の過ごし方のポイントをお聞きしましたよ♪

・妊娠中
赤ちゃんはお腹の中で外の音を聞いているので、たくさん話しかけてあげましょう。それが、赤ちゃんに響かせる“胎響”になりますよ。また、どんなふうに子育てをしていくかを妊娠中から夫婦で一緒に考えておくと、産後の役割分担もスムーズにいきます。

・出産時
今は、新型コロナウイルスの影響で陣痛室に家族が入れません。立ち会い出産はできないけれど、ビデオ通話などで顔を見ながら一緒に過ごす夫婦も増えています。陣痛中なるべくリラックスできるように、好きな音楽や香り、お役立ちグッズなどを準備しておきましょう。

・産後
アメリカでは、産後3ヶ月間(首が座る頃まで)を妊娠第4期と定義しています。胎児があまり大きくなると出産できなくなってしまうため、人間の赤ちゃんはとても未熟な状態で生まれてきます。生後3ヶ月間は、あったかくて、ゆらゆら揺れて、丸くなっていられるような、お腹の中と同じような環境が赤ちゃんにとって心地良いのです。タオルでくるんであげたり、胎児のように丸くなれる体勢を整えてあげると、赤ちゃんは安心して眠ることができます。

辛い時は迷わずSOSを!

(毎月開催の「妊婦と母と子カフェLALALA」で、お母さんたちと育児の話)

菅原さんがお子さんを出産した時、助産師として知識はあったけれど母乳育児がうまくいかなくて、とても悩んだのだそうです。それが、IBCLCの資格を取るきっかけとなりました。そして、産前産後のお母さんたちに細やかな支援を届けるため、2007年に個人で助産院イスキアを立ち上げ、母乳や育児に悩むお母さんたちに寄り添う活動を続けています。

「妊娠・出産・育児で抱える不安は人それぞれ。ネットには情報があふれているけれど、どれが正しいのか、何が自分に合った方法なのか分からないこともあります。不安になったり辛いと感じたら、遠慮なくSOSを出してくださいね。思いを吐き出して心を軽くするお手伝いをします」と菅原さん。

(アットホームな雰囲気の助産院イスキア)

助産院イスキアでの講座のほか、毎月開催の「妊婦と母と子カフェLALALA」では座談会形式で育児のお話をしています。育児のことだけでなく、産後の夫婦関係、嫁姑の悩みなど、何でも話してOK! 何だかしんどいな…、誰かにサポートしてほしいな…と感じているお母さんは、ぜひ菅原さんにSOSを出してみてくださいね。気持ちが軽くなったら、毎日の育児がちょっと楽しくなるかもしれません。

また、菅原さんはFMおおだての子育て番組「かだる!! 子育てラジオ」パーソナリティとしても活躍中! 育児に関するテーマトークやお悩み相談のコーナーで、リスナーからの質問に答えます。大館市外の方もリッスンラジオのアプリで聴くことができますよ♪ 質問や相談も募集中です♡

DATA

【助産院イスキア】
大館市比内町笹館字中清水19
TEL/090-6254-7673
HP
Facebook
※わわわde子育てカフェ(大館市大町)での菅原さんのイベント情報はこちら
※「かだる!!  子育てラジオ」放送日:FMおおだて(81.4MHz)第1・第3火曜日15:30-16:00

Writer

Makiko

Makiko

有限会社無明舎出版勤務を経て、フリーライターとして、雑誌、フリーペーパー、WEBなどの記事を執筆。秋田県大館市在住。秋田県北を中心に、秋田の観光・食・子育て・話題のスポット・スポーツなどについて発信しています。 mama plan(ママプラン)所属
https://mamaplanodate.net/information/

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