まだむユキコ38歳!なんだか最近、イライラする!!
いとうあさこ先輩の懐かしネタで始まりました、瀬戸際コラム第2回!
今回のテーマは、最近話題の「アンガーマネジメント」です!
一般的に「お母さん=怒る」「女の人=ヒステリック」というようなイメージがあると思いますが、実際はどうなんでしょうかね?ちなみに私はけっこう怒ってます。夫が家事を手伝わないとか、娘が朝起きてこないとか、原因は些細なことばかりなんですが。夫に言わせると、2日に1回は朝怒って、3日に2回は夜怒るそうです。ほぼ毎日怒ってて、何日かは朝も晩も怒ってるってこと…?うーん、さすがに怒りすぎかな。ということで、話題の「アンガーマネジメント」を試してみることにはしたんですが…。
結論から言うと、失敗!怒りの感情なんてコントロール不可能でした。
アンガーマネジメントの専門家の方が読んだら「いやいや、それはお前のやり方が間違っているだけだ」と怒るかもしれないけど(怒らないか、さすがに)、とりあえず私が試した方法は怒りそうになったら6秒数えるというよく聞くアレです。
失敗例その1
「123456」って小学生が指相撲する時のように10カウントくらいの速さで数えちゃう。そして「ハイ、怒りが収まりまセーン」とか言っちゃう。持ち前の負けず嫌いが出てしまった…。何に負けたくないんだか。
失敗例その2
「ひと~つ、ふた~つ、みいぃ~っつ…」と心の中で数えている間に殺気を発してしまい、娘に勘付かれる。
失敗例その3
ただ6秒待つのが暇なので、6回スクワットすることに。怒りに任せてスクワットしたら、一発目で膝を痛める。
※よいこはマネしないでね!
アンガーマネジメント、難しい…。小言を言いそうになったとき、グッと我慢できたこともあったけど、なんか釈然としないんですよね。我慢してるだけっていうか…。怒りを周囲にぶつけて迷惑行動を繰り返すのは確かによくないことだけど、溜め込んだり我慢したりするのは私の性に合わない…。
ということで、私なりに周りを不快にさせずに、怒りを発散する方法を考えてみました!
それは、小言を言う代わりに笑いを取りにいくという方法です。
たとえば、夫が汚れた台所を見てため息をついたとします。あ~ムカつきますね。手伝いもしないくせに。ここで「そんなため息なんかつくなら、洗い物手伝ってよね!」などと言ってしまうと、台所が険悪なムードになるだけですが、すかさず「ため息ばっかり!(伊達公子)」と言えたら、あら楽しい。夫が「伊達公子かよ!」と言えたら100点満点ですね。
娘がなかなか起きてこないときも、全力で寝ている娘から笑いを取りに行きます。ヒップホップ、サンバなどのダンスミュージックをスマホで大音量で流しながら、踊りながら部屋に乗り込んでいきます。起きないようなら、「起きなきゃ、yeah、遅刻だ、yo」などのラップとの合わせ技も効果的です。朝から母親の本気ラップを浴びせられて耐えられる子どもが何人いるでしょうか。
あとは簡単なところで、「お茶ちょうだい」「醤油取ってきて」などの要求に、屁で答える。これが許されるかどうかはご家庭の雰囲気によりますので、お試しの際は注意してください。
いかがでしたか?まだむ式怒りの発散法。失敗すれば場が凍りつくというリスクはありますが、成功すれば怒り→笑いに変わるという奇跡の錬金術です。職場や学校などでも試す価値はあると思いますが、くれぐれもTPOにお気を付けて…。
怒りの原因なんてどーでもいいようなことが多いと思います。どーでもいいことなら険悪になるより、ばかばかしくても笑えたほうがいいんじゃないかな、と思います。皆さんの周囲が、笑いで包まれることを祈って…。