今の子育て中のお母さんたちの中には、英語と聞くだけで苦手意識がある人も多いのではないでしょうか。小学校では2020年度から英語教育が必修化されました。苦手意識を持ちながらも、子どもたちへの英語教育の必要性を強く感じていると思います。
今回は、秋田市で英語を話す子どもを育てることを目的として、3歳から中学生までの英語クラブを開講しているちあきっずをご紹介します。
子どもが自分の言葉で英語を話せるようになるメソッド
私たちの学生時代は文法英語がメインだったので、テスト対策としての英語はある程度できる人が多いけれど、日常会話ができる人はあまり多くないような気がします。だからこそ、これからのグローバル社会を生きていく子どものために、「幼いうちから英語に触れ合わせたい」「将来の可能性を広げてあげたい」「英語に苦手意識を持たない子どもに育てたい」と、お母さんたちは強く願うのではないでしょうか。
代表兼講師の長崎千秋先生は、単なる英語教育ではなく、子どもたちがコミュニケーションツールとして自分の言葉で英語を話せるようになるために、独自のメソッドで子どもの個性にあわせたレッスン(グループ、プライベート、親子、オンライン、出張)を開催しています。
<ちあきっずのメソッド>
・英語を話せる環境を作り、慣れてもらう
・クラスは基本的にAll English。どんどん英語を話すことでコミュニケーション英語を自然と習得する
・アクティビティをたくさん取り入れ、子どもが飽きない工夫
・子どもが分かる英語で話し、マネさせることで会話の幅を広げる
・最終目標は、子ども自身の自己肯定感を大切にし、相手を思いやる心や人間力を育むこと
とは言っても、「家庭教育も必要では?」「子どもと英語でおしゃべりなんてできるかな…」という悩みは尽きないですよね。千秋先生は「家庭での取り組みも提案していますが、お願いする時間は1日たったの5分です。子どもたちと一緒に英語の時間を楽しんで取り組めるようにフォローしていますので安心してください。」と言います。
そこで、実際に英語クラブに参加しているご家族からのコメントをご紹介します。
年少の冬から参加して、現在は自宅で個人レッスンをお願いしています。レッスンというより、工作やお絵かきを英語を使いながら一緒に遊んでもらっている感覚です。最初は簡単な挨拶程度でしたが、小1になってからは先生とAll Englishで会話できるようになり、毎週の先生との時間が待ち遠しくて仕方がない様子です。 小学校1年生から英語で会話ができるようになるとは、楽しみながら続けられている証拠ですね!
ボランティアからスタートした英語教育
なぜこのような教育方法を実践することになったのかを、千秋先生にお伺いしました。
学生時代から子どもたちと英語で触れ合うことが好きで、ボランティア活動をしてきたという千秋先生。結婚を機に秋田へ移住してからも、そら子ママ英語サークルさんが開催されているあおむしイングリッシュのボランティアスタッフとしてもずっと活動してきました。「様々な活動を通してお母さんたちから「うちの子話せないんです…」という相談を受けることが多く、どうしたらその悩みを解決することができるか考えていました。そんな時に、「SUNNY BUNNY バイリンガル育成スクール」を知りました。そこは、日本語環境で育っているはずの子どもたちが、自分の英語でコミュニケーションを取っていて改めて英語を話せる子どもを育てることができるんだなと実感したんです」そこから一念発起した千秋先生は、子ども英語講師養成講座の資格を取得し、ちあきっずを開講しました。
今後の展開
コロナ対策をしながら開催していますが、ママと子どもが一緒に参加できることで人気の親子クラス(カンガルークラス)は休止されているそうです。この状況が落ち着いたら、サマークラスや、遊び体験(料理・水遊びなど)を通しての英語クラスを開催したいそうです。
これからの時代は世界との繋がりがもっと強くなります。子どもたちが人を思いやる心を持って、世界中の人たちとコミュニケーションをとりながら、たくましく生きる人間力を英語クラブを通して身につけてみませんか。