大仙市にある株式会社秋田農販では、まもなくイチゴのシーズンを迎えます。真冬の大仙市でも、ハウスの中で真っ赤に色づくイチゴはここでしか味わうことのできない珍しい品種。イチゴの他にも、かわいいトマトも販売中です!週末のお出かけに、摘み取り体験はいかがでしょうか?
自慢のイチゴ①「えちご姫」
秋田農販でしか味わうことのできない新潟生まれの「えちご姫」は、とにかく大きさにびっくり!香りが強く、糖度が高いのが特徴です。口に入れた瞬間、イチゴの果汁が溢れる、食べ応え十分の贅沢な一粒。
自慢のイチゴ②「やよいひめ」
弥生という名前の通り3月ごろにピークを迎える、栃木生まれの「やよいひめ」。真っ赤に輝き、スマートな円すい形が特徴です。酸味と甘みのバランスがよく、噛むほどに甘さが溢れ出してくる幸せなイチゴです。
ハート型のトマト「恋ベリー」
秋田農販はイチゴだけではありません。ぜひ味わっていただきたいのが、ハートの形をしたミニトマト「恋ベリー」です。果物のように甘く、肉厚な食感。大仙市内でも数カ所のお店にしか出荷していない、野菜嫌いのお子さんでも食べられる不思議なトマト。ハート型なので、バレンタインや贈り物にもぴったりです。
イチゴとトマトで地域を支える
秋田農販がある大仙市南外地域は、人口2,000人弱。大型スーパーやコンビニが1軒もなく、賑わいがなくなり淋しく感じている地域の方が多いそうです。そんな地元を農業の力で元気にするため動き出したのが、秋田農販のトマトやイチゴの栽培です。取組はまもなく10年目を迎え、トマトもイチゴも1年を通して品薄になるほどに人気となりました。イチゴの摘み取りには、県外からツアーで訪れる方も多く農業のノウハウを学ぶために全国の農業者が集まってくるそうです。
ただ、名産品として販売するのではなく、この先もここで生き続けるために、大手企業と連携した持続可能な農業の実証実験も展開中。ハウスの裏には、アンモニア燃料を用いた発電機があるので、摘み取り体験にお越しの際にはぜひ覗いてみてください。
秋田農販のイチゴは大仙市内でも数カ所のみの販売です。現在は、かみおか温泉嶽の湯とデイリーヤマザキ大曲西で数量限定で販売中。恋ベリーはしゅしゅえっとまるしぇで販売しています。県内外への配送も承りますので、秋田農販HPからお問い合わせください。
秋田農販は、ビニールハウスで高設栽培をしていて、1年中フレッシュなトマトやイチゴを栽培できる貴重な施設です。秋田の冬は野菜が高騰し、夏に比べて新鮮野菜を味わう機会が減ってしまう方もいるかもしれません。今年の冬は、秋田農販のトマトやイチゴでビタミンチャージしてみてはいかがでしょうか?
※価格は全て税込。