母の日に特別なプレゼント。お花とドライフルーツを秋田杉の木箱に込めて＜能代市＞

お母さん

2018.05.11

母の日に特別なプレゼント。お花とドライフルーツを秋田杉の木箱に込めて＜能代市＞

もうすぐ母の日。お母さんの喜ぶ顔が見たいから毎年悩みますよね。古くから木の町として知られる能代で、秋田杉の木工品を制作している会社と、お花屋さん、ドライフルーツ屋さんがコラボレーションした木能箱（ki no ha ko）が今注目を集めています。秋田杉のかわいらしい木箱に想いも込めて。ずっと形が残る特別な母の日ギフトです。

木・花・実がコラボした「玉手箱」な感じがたまらない

両手にしっくりと収まる小ぶりなサイズの秋田杉の2段のお重箱。ふたを開けると母の日にふさわしい赤やピンクが鮮やかなプリザーブドフラワーが。そして下段には色とりどりのドライフルーツがぎっしりと入っています。浦島太郎が玉手箱を開けずにはいられなかったワクワクの衝動が、木能箱をプレゼントされたお母さんにも起こること受け合いです。でも浦島太郎とは逆に、ドライフルーツで若返り効果が期待できるのでご安心を(^^)。

長く愛せる魅力がいっぱい

木箱のまま飾れるプリザーブドフラワーは、日当りなどにもよりますが約2年も楽しめるそう。ドライフルーツは約１カ月保存が効き、木箱はいろんな用途で使えます。ドライフルーツに使われている仕切りは取り外して洗えるので、お菓子を入れたりアクセサリーBOXにするなどさまざまな使い方が楽しめますね。

能代で活躍する若手起業家3社の“本物”がギュッと詰まった特別な贈り物

「能代らしい商品を何か作れないか」という3社のかねてからの構想が「母の日のギフト」でつながり、形になったのが木都能代ならではの木能箱でした。

左からwara no bagの髙濱遼平さん、奈保子さんご夫婦。ユー花の工藤圭介さん。AAREA（エリア）の小林孝生さん。

厳選した人気のドライフルーツ9種類を詰め合わせ

「木都能代から自然の恵みを伝えていきたい」と、木の実と木工品の相性を大切にしているwara no bagの髙濱さん。木能箱には、神奈川産のキウイ、黄金柑（おうごんかん）など珍しい果物や、栃木産のいちご、秋田産のりんごなど厳選した9種類のドライフルーツがぎっしり詰まっています。マンゴーを花形にしたり、見た目にも華やかで食べ進めるのが楽しみになりますね。

母の日らしい赤とピンクを基調に、箱を開けた瞬間のサプライズを演出

「プリザーブドフラワーを秋田杉の木箱に入れるのは初めてでワクワクしました。これは他にはない、能代ならではの商品です。」と、ユー花の工藤さん。ローズ、カーネーション、ジニア、アジサイ、ラズベリー、野いちごなど、母の日にふさわしいアレンジになっています。木箱のまま飾れるので場所もとらず、水やりが不要なところもうれしいですね。女性なら誰でもウキウキする華やかさです。

秋田杉の魅力を引き出した木箱は無塗装仕上げで杉の香りが広がる

「地場で育った銘木秋田杉を、能代の信頼できる仲間の製材所から直接買い付けることで、流通コストを最小限に抑えられます。コレ、木都の強みです。」と、秋田杉製品の制作を得意とするAAREAの小林さん。今回の木能箱は、花と食品を中に入れる点に気を配り、無塗装で仕上げられています。丁寧に磨き上げられた木の光沢と、杉の優しい香り、心地よい手触りに、おもわず顔がほころびます。

無塗装仕上げは、傷つきやすく、流通工程や使い勝手などで懸念されますが、吸湿効果や抗菌作用、なによりも木の香りが広がったりと、利点もたくさんあるそうです。長く大切に使いたくなる宝箱になりそうですね。

木能箱 ki no ha ko　15,000円（税別）は、数量限定。wara no bagとユー花のしろの店頭とHPから購入できます。「初任給でお母さんに特別な母の日のプレゼントを贈りたいと、木能箱を見つけてくれて注文が入ったんです。それだけでもやって良かったと皆で感動しています！」と県外や若い世代から注目されているそうです。これからも、3社のコラボでどんな素敵な商品が産み出されるのか楽しみですね。